この物語11歳のとき虫垂炎で腹膜炎も起し、長期入院しているとき、担任の先生がこの本とバナナを持って見舞いに来てくれました。私にとって思い出の本。すごく嬉しくてなんども読みました。ジャンバルジャンが強くて人をたすけ、にくまず、許す所幾つになっても脳裏に。
貧しくひもじく、パン一個で牢獄。何回も脱獄し最高脱犯のレッテルをはられるジャンバルジャン。しかし、司教さんに優しくしてもらい皆のため、人のために尽くし、地位ある工場の社長、市町となる。
この当時フランスの革命前の話。貧富と格差の厳しいとき。食べるのに事欠く有様。どうにもならい時代。若い母親がこどものためなら身をほろぼします。偶然自分の会社の女工さんであることがわかり、母親はジャンに子供をたくします。名前はコゼット。
若者たちどうにもならない世の中を変えようと立ち上がります。子供も市民も賛同。いざ、その日皆て戦うが、軍隊には所詮かないません。ジャンもコゼットの恋人を救うがため必死で守る。しかし、シャベールがたちはだかります。ジャンはこの若者の命助けるため少しの時間くれとたのむ。この場面、「どうするの、はやくしないと死んでしまうや」ハラハラ。
シャベールがジヤンを執拗に追いかける。子供の頃読んだときなんでここまでと思いましたがこれ見て解り納得。
迫力満点。
ミュージカルですべて感情豊かに歌い上げますから、すぐ引き込まれます。
ジャン、バルジャンとマドレーヌ役 ヒュー、ジャクマン。人のために尽くし次の世代のためと切々と語り天国に召されるときまでささげた人生語り歌います。
刑事 シャーベール役 ラッセル、クロウ。自分の胸のうちを朗々と嘆き悲しみを歌い上げます。声量いっぱいに感動。
コゼットの母ファーテーヌ アン、ハサウエイ 母親の気持ち子供に伝えてと歌い、胸打たれる場面沢山ありました。
コゼット アマンダ、サフリッド とても綺麗。
152分間あっと過ぎます。
ぜひ、どうぞお勧めです。