●スーパー・ヨークベニマルが始めた迅速検査。いい加減な検査を科学的と称して福島の消費者を被ばくさせようとしている!
2023年9月1日、報道ステーションで次のような報道があった。
「今日午前(10時半すぎ)に届いたのは、相馬市で水揚げされた魚。これを研究生の学生が切り身にして電子レンジにかけます。15分間加熱。この水分を測ることで、魚のトリチウム濃度が分るのです」
(このような視聴者・消費者を欺くマスゴミTVも無責任。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/51/ef26c835be85e5411cac75c52bdd9941.jpg)
このいい加減な検査を「魚体のトリチウム濃度を迅速に確認できる」と誇らしげに語る茨城大の教授。
「目標は港に揚がった魚が出荷まで店頭に並ぶまでに安全を確認したい」
(OBTまで厳密に検査したらこのような短時間検査はとてもできないことを知っているくせに。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/2f/0ea904892cb04a633a2f79a575abfc60.jpg)
「一方、検査されたものと同じ港で水揚げされたヒラメが、福島市内のスーパーに並んでいました。店頭にあるQRコードを読み込むと、先ほどの検査結果が出てきます。こうして消費者の元に届く前に検査結果を公表していきます」
スーパー・ヨークベニマル南福島店に買い物に来た消費者の感想は、
消費者A「いいんじゃないですか。ちゃんと証明して売っていただければ」
消費者B「安心するための1つの材料となるので、それをみて買う行動をする人も増えると思う」
(魚体の全トリチウムを検査済みと騙される客。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/717301486ed2b8a6f5c1888d5f3b7fba.jpg)
(こんなデータを科学的と信じたら、・・あなたは被ばくする。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/92/be421c8f79cb56766a8dadbffb17fc4e.jpg)
教授「やはり(消費者が)安心するためには「測って大丈夫だった」というのが一番欲しいと思う。今後はですね、福島県内に測定できる拠点を作って、漁協から店の間で測るということをしたい」
この教授はトリチウムの専門家だと番組で紹介された。このようないい加減な検査を流布させて消費者を被ばくさせる危険性があるのに、科学者として、人間として良心の痛みを感じないのだろうか!?
人命・人の健康が関わる重大事。岸田の大間違いの決断・実行を正当化することに加担する人々がいることに戦慄する。
(あなたは人間ですか?日本人ですか? 報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a4/be8dc70419feedf0449a769c0f53d2d2.jpg)
Wikiによると、㈱ヨークベニマルは「福島県を中心に東北南部から関東北部の5県にかけてスーパーマーケットチェーンを展開する日本の企業。セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社」
筆者はヨークベニマルの経営責任者に訊きたい。欺瞞の国策に加担して「放射能被ばく者を増やしたいですか?」
京大原子炉実験所の名誉教授で日本科学技術振興機構(JST)の科学技術振興事業団の理事を務めたこともある斎藤眞弘さん。この方はトリチウムの代謝と環境影響に関する有名な研究者。
斎藤先生の研究論文「トリチウム、水、そして環境(2)」の一節に次のようなOBTの危険性を示す文言がある。
「3.2 OBTがトリチウム人体影響評価において重要な理由
・・OBTはFWT(Free Water Tritium:自由水型トリチウム。筆者は記事内でHTOトリチウム水と読んでいる)よりも長く体内にとどまる。すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。・・
OBTが注目される第2の理由は・・脳では脂質とタンパク質に、腸では、DNAとタンパク質に長く残留することがわかる・・そのため、DNAに結合したトリチウムは、細胞核の外に存在するトリチウムに較べてより多くの障害をDNAに与えることになる」
だからFWTの測定結果だけで、OBTの測定を避けたデータを表示して魚介類を販売するのは、被ばく者を増産する危険性がある。責任がとれるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f5/9c2f37f8e0b7ad503a9d48b945b8463b.jpg)
●JAEAの研究開発論文には、OBTとFWTのトリチウム濃度が併記されている。OBTは原子力ムラ、仲間内だけの秘密なのか。
下記は、JAEA(日本原子力研究開発機構)に掲載されている研究開発論文2020-21である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ff/67338ac58dd2afd3c7334dc8bb44ea47.jpg)
(FWT、OBT、マスゴミTVには一度も出てこなかった図解。庶民は知らなくてもよい情報なのだ。ニャロメ!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0d/8ebe8700755982693e6557fd9899d27a.jpg)
(データは2015.11.25〜2018.12.18間に福島県沖で採取したヒラメが試料。当論文は2020年発表のもの?か
注:TFWTは組織内自由水のこと。魚体内の水の状態のトリチウムのこと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e3/4877045d3a1a777fedd38dba4a203dc7.jpg)
この研究開発論文を詳しくプレゼン資料にした時の「まとめ」が下記のこちら。
「1kgの試料ではOBTの分析には通常1〜2か月かかるところを2W程度に短縮した」とある。他の放射性核種の測定もそうだが、1時間程度で測定分析できた、というものがあれば疑ってかかったほうがいい。時々「全量検査済み」と称する生産物が出回っているが、透過力のあるγ線核種だろう。α線核種、β線核種は空気中での飛程がごく僅かなので、検出測定は難しい。特殊な装置が必要である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ca/5424ad7632b72e5c8f0bf1686b12b681.jpg)
●報道ステーションも政府広報番組に堕落。自局での調査もせず、政府モニタリング会議のそのまんまのプロパガンダ情報を垂れ流し。
この教授、実は10日前の8月22日の報道STでも、次のように紹介されていた。
「消費者が安心するデータはなんなのか?専門家として取り組むのが茨城大学の**教授です。トリチウムを専門とする数少ない研究者の1人で、放出後のモニタリングを担当します(処理水モニタリング会議メンバーの1人)」
「食べて応援」は福島のためにも、日本のためにも、人類のためにもならない。「食べて被ばく拡大」が正しい。
(マスゴミTVは政府の手先となってあなたをあの手この手で被ばくさせようとする。 報道ステーション2023.8.22)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/18e753dde9e5e8418f630eb33771ab18.jpg)
2023年9月1日、報道ステーションで次のような報道があった。
「今日午前(10時半すぎ)に届いたのは、相馬市で水揚げされた魚。これを研究生の学生が切り身にして電子レンジにかけます。15分間加熱。この水分を測ることで、魚のトリチウム濃度が分るのです」
(このような視聴者・消費者を欺くマスゴミTVも無責任。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/51/ef26c835be85e5411cac75c52bdd9941.jpg)
このいい加減な検査を「魚体のトリチウム濃度を迅速に確認できる」と誇らしげに語る茨城大の教授。
「目標は港に揚がった魚が出荷まで店頭に並ぶまでに安全を確認したい」
(OBTまで厳密に検査したらこのような短時間検査はとてもできないことを知っているくせに。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/2f/0ea904892cb04a633a2f79a575abfc60.jpg)
「一方、検査されたものと同じ港で水揚げされたヒラメが、福島市内のスーパーに並んでいました。店頭にあるQRコードを読み込むと、先ほどの検査結果が出てきます。こうして消費者の元に届く前に検査結果を公表していきます」
スーパー・ヨークベニマル南福島店に買い物に来た消費者の感想は、
消費者A「いいんじゃないですか。ちゃんと証明して売っていただければ」
消費者B「安心するための1つの材料となるので、それをみて買う行動をする人も増えると思う」
(魚体の全トリチウムを検査済みと騙される客。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/717301486ed2b8a6f5c1888d5f3b7fba.jpg)
(こんなデータを科学的と信じたら、・・あなたは被ばくする。報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/92/be421c8f79cb56766a8dadbffb17fc4e.jpg)
教授「やはり(消費者が)安心するためには「測って大丈夫だった」というのが一番欲しいと思う。今後はですね、福島県内に測定できる拠点を作って、漁協から店の間で測るということをしたい」
この教授はトリチウムの専門家だと番組で紹介された。このようないい加減な検査を流布させて消費者を被ばくさせる危険性があるのに、科学者として、人間として良心の痛みを感じないのだろうか!?
人命・人の健康が関わる重大事。岸田の大間違いの決断・実行を正当化することに加担する人々がいることに戦慄する。
(あなたは人間ですか?日本人ですか? 報道ステーション2023.9.1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a4/be8dc70419feedf0449a769c0f53d2d2.jpg)
Wikiによると、㈱ヨークベニマルは「福島県を中心に東北南部から関東北部の5県にかけてスーパーマーケットチェーンを展開する日本の企業。セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社」
筆者はヨークベニマルの経営責任者に訊きたい。欺瞞の国策に加担して「放射能被ばく者を増やしたいですか?」
京大原子炉実験所の名誉教授で日本科学技術振興機構(JST)の科学技術振興事業団の理事を務めたこともある斎藤眞弘さん。この方はトリチウムの代謝と環境影響に関する有名な研究者。
斎藤先生の研究論文「トリチウム、水、そして環境(2)」の一節に次のようなOBTの危険性を示す文言がある。
「3.2 OBTがトリチウム人体影響評価において重要な理由
・・OBTはFWT(Free Water Tritium:自由水型トリチウム。筆者は記事内でHTOトリチウム水と読んでいる)よりも長く体内にとどまる。すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。・・
OBTが注目される第2の理由は・・脳では脂質とタンパク質に、腸では、DNAとタンパク質に長く残留することがわかる・・そのため、DNAに結合したトリチウムは、細胞核の外に存在するトリチウムに較べてより多くの障害をDNAに与えることになる」
だからFWTの測定結果だけで、OBTの測定を避けたデータを表示して魚介類を販売するのは、被ばく者を増産する危険性がある。責任がとれるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f5/9c2f37f8e0b7ad503a9d48b945b8463b.jpg)
●JAEAの研究開発論文には、OBTとFWTのトリチウム濃度が併記されている。OBTは原子力ムラ、仲間内だけの秘密なのか。
下記は、JAEA(日本原子力研究開発機構)に掲載されている研究開発論文2020-21である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ff/67338ac58dd2afd3c7334dc8bb44ea47.jpg)
(FWT、OBT、マスゴミTVには一度も出てこなかった図解。庶民は知らなくてもよい情報なのだ。ニャロメ!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0d/8ebe8700755982693e6557fd9899d27a.jpg)
(データは2015.11.25〜2018.12.18間に福島県沖で採取したヒラメが試料。当論文は2020年発表のもの?か
注:TFWTは組織内自由水のこと。魚体内の水の状態のトリチウムのこと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e3/4877045d3a1a777fedd38dba4a203dc7.jpg)
この研究開発論文を詳しくプレゼン資料にした時の「まとめ」が下記のこちら。
「1kgの試料ではOBTの分析には通常1〜2か月かかるところを2W程度に短縮した」とある。他の放射性核種の測定もそうだが、1時間程度で測定分析できた、というものがあれば疑ってかかったほうがいい。時々「全量検査済み」と称する生産物が出回っているが、透過力のあるγ線核種だろう。α線核種、β線核種は空気中での飛程がごく僅かなので、検出測定は難しい。特殊な装置が必要である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ca/5424ad7632b72e5c8f0bf1686b12b681.jpg)
●報道ステーションも政府広報番組に堕落。自局での調査もせず、政府モニタリング会議のそのまんまのプロパガンダ情報を垂れ流し。
この教授、実は10日前の8月22日の報道STでも、次のように紹介されていた。
「消費者が安心するデータはなんなのか?専門家として取り組むのが茨城大学の**教授です。トリチウムを専門とする数少ない研究者の1人で、放出後のモニタリングを担当します(処理水モニタリング会議メンバーの1人)」
「食べて応援」は福島のためにも、日本のためにも、人類のためにもならない。「食べて被ばく拡大」が正しい。
(マスゴミTVは政府の手先となってあなたをあの手この手で被ばくさせようとする。 報道ステーション2023.8.22)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/18e753dde9e5e8418f630eb33771ab18.jpg)