ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

農園に「きのこ君」がやって来た?

2013-06-29 18:16:34 | 農園日記
6月の後半になって梅雨らしい天候となり各地の水不足も
解消に向かっている。今日の天気予報は信濃町は午後から
雨となっていた。でも梅雨時は草の伸びも激しいので雨が
降るまでと草刈りに出かけた。

梅雨のお湿りが効いているのかそれとも今年から使っている
「万田酵素」の効果か
ズッキーニ

ナス

トマト


そしてかぼちゃもとても元気で苗が大きく育っている。
特にズッキーニはもう収穫が始まっている。

ブルーベリーも早生の品種は青く熟している実もある。
来週からは道の駅に出荷できるだろう。

ところで最近農園にあたらしい仲間がやってきた。
ベトナム産の陶器の花置きの「きのこ君」である。
椅子にも使えそうでとてもカラフルでかわいいので
買ってみた。花畑にもよく似合う。



ブルーベリー狩りは7月の三連休から可能です。
農園の「きのこ君」にも会いに来てください。

空梅雨?それとも?

2013-06-22 16:52:49 | 農園日記
例年になく早く梅雨入りした今年だが
梅雨入り後すぐに中休みになり
その後長い間雨が降らずに各地で水不足が伝えられた。
そして水不足が深刻化し各地で雨乞いが行われた映像が
ニュースでもながれた。

その効果があったのか今週は梅雨らしい天候となり
台風の影響もあり恵みの雨が降った。
しかし、ところによっては雨乞いが効きすぎて
大雨となってしまった。

今日は朝のうちは曇りで小雨であった。
でもにんにくの収穫のために畑に出かけた。

農園は久しぶりの雨で花々はきれいだ。



そしてブルーベリーの実も膨らんでいる。
今年は豊作が期待できる。



熟してきて鳥につつかれているぐみの木に新兵器の「鳥撃退テープ」
を取り付けた。これで効果が上がればいいのだが。




東北へ

2013-06-10 19:03:09 | 農園日記
月曜日に休みが取れたので行きたかった東北の各地を
妻と旅をした。仕事では時々来ていたし震災後も訪れたことは
あったが今回の旅はとても感慨深い貴重な旅となった。

日曜日に長野から約6時間かけてまず津波で大きな被害が出た
女川と石巻に行った。

女川は震災直後に町の人々の働く場所を確保するために借金を
重ねて蒲鉾工場と販売所を再開した高政の「万石の里」
テレビで紹介されたところである。とてもおいしい蒲鉾だった。
これをお土産にすることにした。



そして石巻の復興のシンボルとなっている。
「がんばろう石巻」のかんばんに立ち寄る。まわりは一面更地で
かつてはここに町があって人が住んでいたったとは想像がつかない。
かんばんを見ていると自然と涙が出てきてしまう。



そのあとはブルーベリーシンポジウムで知り合った亘理町の
ブルーベリー農園とアセロラ農園を訪れる。
亘理町はイチゴでも有名で津波でほとんど壊滅したが
今は復興予算であちらこちらに大きなイチゴのハウスが
できていた。でもこれからが大変だろうと思う。

宿は福島の土湯温泉「山水荘」、震災の影響と原発の風評被害と
でかなり客足は減ってしまったようだが商工会の青年が中心に
新たな町おこしに取り組んでいるようだ。



そして月曜日の今日は猪苗代から会津へ
猪苗代では野口英世の生家を見学。



あらためて野口英世の偉大さを学んだ。

そして大河ドラマ「八重の桜」のブームに沸く会津若松で
日新館と鶴ヶ城を見学。
月曜日だが多くの観光客がいた。
震災後は全くと言っていいほど人足が途絶えていたのが
やっと一息だろうか。



最後に市内の野口英雄青春通りにある
「大町ガス燈」という食堂で会津の馬刺し定食を食べ
今回の旅の締めくくりをした。



とても多くの人に出合い、多くのことを学ばせてもらった貴重な
旅であった。あらためて「がんばれ東北!!」と叫びたい。


花がきれいになってきています

2013-06-10 18:53:22 | 農園日記

冬の間に根が張ってしまったスギナを苦労してとり除いた農園の
お花畑だが、暑さとともにいろんな花が咲き始めてきた。



クレマチス、ルピナスそして大きくてまっ赤なポピーはひときわ目立つ。



春先の低温と遅霜の影響で長野県の中南部の果樹を中心に
多くの被害が出たところだがブルーベリーは寒さに強いのか
新芽の時期に霜にやられた影響も少なく実がたくさんついて
いる。しかし昨年も鳥にたくさん食べられた。そろそろ鳥対策
も必要だろう。

今年の初出荷

2013-06-02 06:08:01 | 農園日記
関東甲信は先日梅雨入りした。
例年よりかなり早い。
しかし予報に反して梅雨入り後は比較的天気が安定し
早々に梅雨の中休みとなっている。

おかげで金曜日・土曜日に信濃町で開催された全国ブルーベリー
産地シンポジウムもさわやかな青空のもとでの開催となった。

信濃町の道の駅では土・日に恒例の山菜祭りがひらかれている。

北信州の特産の根曲り竹や信濃町特産のルバーブが多く出されている。


「ECOファームやまぎし」からは久しぶりの収穫となったチャイブス



と去年植えつけた行者にんにくの苗を出荷した。





ブルーベリーシンポジウム

2013-06-01 21:51:25 | 農園日記
5月31日と6月1日の二日間にわたって信濃町で全国のブルーベリー
産地シンポジウムが開かれた。メインがイタリアのサラ・ベリー博士に
よるベリー類による中山間地の産業振興の取り組みとあってとても興味
深い内容だった。



シンポジウムには全国から500人近い方が訪れた。

梅雨入りになったばかりだったが梅雨の中休みとなり当日の信濃町には
さわやかな青空が広がった。



一日目は講演とパネルディスカッション二日目は産地見学会であった。



ブルーベリーを含むベリー類には大きな魅力と可能性があることが
わかった。しかし、イタリアでは農業で多くの方が生計を立てている
のに日本では農業は赤字で生計を立てるどころではなくやっと補助金で
生きている状況だ。この違いはなんなんだろうと思う。

TPPの参加により日本の農業は良くも悪くも大きく変わるだろう。