ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

花冷え

2010-03-30 06:42:31 | 農園日記
花冷えという言葉があるが
先週末から日本列島全体が冷え込んでいる。
昨日は夕方から雪が降り今朝は一面の銀世界となった。



咲き始めた梅の花も雪で凍えてしまった。



長野では4月に入ってからの雪もめずらしくはないが
3月の中旬が暖かかっただけにこの寒さは身にこたえる。

今日は全国的に青空が拡がるようだ。
春のひざしで雪も融けるだろう。

春とおからじ

2010-03-28 09:47:56 | 農園日記
「三寒四温」ということわざや
早春譜の歌詞♪春は名のみの風の寒さや
まことに春を待ちわびる様子がよくあらわされている
特に昔の北国の人は春を待ち望んでいたのだろう。
そして暑さ寒さも彼岸までということわざがある。

今年は雪が多く暑さ寒さの変化が激しい。
3月も中旬は比較的暖かかったが下旬に来て寒さが戻り
お彼岸が過ぎたこの一週間は雪がちらつき冷え込みも厳しかった。

このため庭の梅の花は咲き掛けで止まってしまい
ようやくちらほら花が咲き出した。
しかし今日も寒空、雪が舞うかもしれない。



北国ほど春の花のうめやれんぎょう、さくら、もも、あんずが一斉に咲くので
百花繚乱となるとのこと

そして信濃町の農園はまだまだ冬。ここより2週間以上は遅れる。
去年の今頃もう畑を耕しジャガイモを植えていたのだが
それはうそのよう。

今年の畑デビューは4月中旬以降となりそうだ。


雪解け

2010-03-22 13:47:53 | 農園日記
昨日は日本中大荒れの天気でした。
強風が各地で吹き荒れました。
そして強風に乗って中国大陸から飛んできた黄砂で
もやがかかったようになりました。
横殴りの雨が夕方にはみぞれ、そして雪になりました。

今日は一転して空気も澄んでいい天気です。
久しぶりに信濃町の畑に行ってみました。
峠を越えて正面に見えてくる妙高、黒姫はまだまだ冬の姿です。



しかし、今年雪が多かったわりには畑にはほとんど雪はありません。
やはり全体的には暖冬なのでしょうか。

ブルーベリーの周りの雪も溶けなかなかいい模様です。



とりあえず冬を越したにんにくとたまねぎの苗に
肥料をあげました。
「さあーこれから大きく成長してくれよ」



4月から本格的に農作業ができそうです。




信濃町ブルーベリー栽培研究会

2010-03-13 17:30:25 | 農園日記
今日信濃町ブルーベリー栽培研究会の設立総会が開催された。
信濃町は寒冷地向けのハイブッシュブルーベリーの発祥の地
とされ、ブルーベリーの栽培の歴史も30年以上になるという。
栽培農家も100軒くらいあるというが今までこのような組織は
なかったようだ。ブルーベリーはそれほどメジャーな果物では
ないからであろう。しかし、近年健康にいいことや簡単に食べれ
ることから人気が出てきて各地で栽培が盛んになってきている。
長野県が全国で一番栽培面積が多いとのことであるが南の伊那や
飯田でも盛んになってきている。信濃町も発祥の地ということと
景色のよさをいかしてもっともっとブルーベリーの特産化を進めて
ほしいものです。今日は遅ればせながらその一歩でしょうか。



設立総会は昔の校舎を利用した支所でおこなわれ、30軒ほどの
栽培者が参加した。また、顧問となったブルーベリーのさきがけ
でもあり大家でもある小池先生の貴重な講演もあった。



これから栽培者が団結して信濃町の町おこしに一役買う研究会に
なればと思った。

総会おわり外に出ると大粒の雪が降っていた。
信濃町はまだまだ冬である。



早いもので

2010-03-06 17:56:57 | 農園日記
早いもので平成22年もあっという間に3月・・・
年をとるにつれて過ぎ行く日々は早くなっていく。
そして季節は確実に変わっていく。

3月になるといろんな芽が出始めてくる。
水仙、クロッカス、そして秋に植えたパンジーやビオラも
急に青々とのびのびとしてくる。
もうすぐ畑仕事の開始だ。

今日の信濃毎日新聞の一面には政府の農業政策の転換の記事があった。
農協経由の政策を見直し農家の直接支援や直売所や加工所の支援を
強化していくとの内容である。

もはや日本の農業は危機的状況といわれて久しい。
今までもいろんな農業政策や振興策が行われたが農家のためというよりは
行政の仕事確保のため、農協のためだった。そして専業農家が見る見る
減って零細兼業農家が大部分となった。これでは日本の食料自給率は
あがりようもない。

でも、最近は各地に意欲的な農業生産法人や直売所・加工所を経営する
団体・個人も出てきている。

行政のための仕事を作るのではなく日本の将来のために是非身になる
農業政策を進めてもらいたいものだ。

時々ブログを見たり、人伝に話を聞いたりした方から「ECOファームやまぎし」
に興味をもってもらうことがある。どうぞ気軽に農園においでください。
一人ではなかなかできないことも多くの方の知恵と力があれば前進できる。

農業は本来多くの方の協力で成り立つ産業なのだと思う。
日本の農業の再生には第一に人の絆の再生が大事なのではないだろうか?