こんにちは
川口市地球高温化防止活動推進センターの浅羽です
今日は、今年度実施した「太陽光発電システム発電量診断」のご報告をしたいと思います。
センターでは、太陽光パネルを設置しているご家庭の発電量を診断する取組みを行っており、先日診断結果をまとめた報告書が完成しました。
報告書の表には、受診されたかたのシステム設置概要、診断総括を記載。
今回受診されたかたは23名。発電容量1kWあたりの年間発電量平均値は、1042kWでした(通常は1000~1100kWhです)。月別発電量の平均においても、平均的な発電傾向でした。
裏面には、個別の診断結果を掲載。
詳しく説明しますと…
まず「3年間の月別発電実績グラフ」
受診者様のデータ(赤色)と共に、受診者様全体の平均データ(水色)、それからNTTスマイルエナジーよりご提供いただいた埼玉県の平均データ(黄色)、NPO法人太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)会員の埼玉県平均データ(緑色)が比較出来るようにしました。
「2015年度の詳しいグラフ」
黄色になっている部分は、受診者様平均の範囲(最大から最小まで)です。受診されたかたが、自分の家と全体との比較ができるように。
「受診者様向けのコメント」
実は昨年、1件のお宅で、「発電はしているものの、実は半分のパネルが発電していなかった」ことが判りました。その後、工務店に対応してもらい、きちんと発電するようになったとご連絡いただきました。お役に立ててよかったです
このように、発電していても、実はトラブルがあるということもあります。毎月の発電量をチェックすることで、トラブル発見にもなりますので、太陽光パネルを設置しているお家はぜひ自分の家のデータと比較してみてくださいね
ホームページに報告書を掲載していますので、関心のあるかたはご覧ください→「こちら」