「日なた」と「日陰」の温度、どのくらい違うかな？

連日、猛暑が続いています。

気象庁のホームページから、川口市に一番近い「さいたま市」のデータを見てみると･･･

1日の最高気温が35℃を超える「猛暑日」が、８月9日から5日連続で続いています

（9日36.1℃、10日36.3℃、11日38.7℃、12日36.8℃、13日36.0℃）

 

 

ところで、私たちが毎日通っている道路は、この暑さで何度くらいになっているでしょう？

今日の朝9時頃、測ってみました。

東川口駅近くの歩道。

日なたは、

41℃になっていました！

まだ朝の9時ですから、おそらく気温は30℃程度だと思います。しかし、道路は太陽からの熱を蓄えすでにこの温度･･･。お昼過ぎには何度になっているのでしょうか

 

さて、歩道には街路樹が植えられていますが、木陰の下はどうでしょうか？

26.2℃

なんと約15℃の差です。やはり木陰は涼しいんですね。

 

次に、近くの公園で測ってみました。

この公園は、木がいっぱいで涼しそう･･･

28.1℃

やっぱり涼しい！

 

東川口駅前でも測ってみました。

日なたは･･･

40.8℃

駅前の大きな木の下は･･･

29.3℃

日なたとの差は、11.5℃です。

 

そして南鳩ヶ谷駅前。

日なたは、

なんと48.3℃･･･50℃近くにまでなっています

駅前には、木が植えられその下にベンチがあります。

この木陰は、

28.7℃でした。

 

＊＊＊

測ってみて、木陰の偉大さを改めて感じました。

街路樹があるだけで、公園があるだけで、こんなにも違うんですね。

今後もこのような異常な暑さは増えてくると思いますので、川口市内に、もっともっと木が増えて、木陰が出来て欲しいなぁと思います！（植物の蒸散作用による効果も期待できます）

 

朝9時頃のまだ比較的気温が低い時間でも、この温度です･･･この猛暑はしばらく続くようですので、皆さまどうぞ熱中症には十分ご注意ください

 

ちなみに･･･

今回測定に使った「赤外線放射温度計」は、川口市地球温暖化防止活動推進センターで無料で貸し出しをしています「→こちら」。夏休みの自由研究に、家の中の暑さ＆寒さ対策に、みなさんの家でも測ってみませんか？　（浅羽）

 

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