★気温を調べてみよう★
こんにちは。
毎朝「え? さっき寝たばっかりなのに!?」と驚いて起床する早水です。
ちょっとでも気を許すと、二度寝の妖精に連れて行かれてしまうので、「えいっ!」と気合を入れて起きなければなりません。
さて、只今センターでは 断熱性の高いカーテンの効果を調査しております。
モニタリングの際、室内温だけでなく、室外温の測定も行います。
そこでの課題は、屋外に置いた温度計を、雨から守るにはどうしたらよいかということです。
そして、思い浮かんだのは「百葉箱」!
学校で見かけた方も多いのではないでしょうか。そう、あの謎の白いアレです。
でも、購入するとなると非常に高価です。なんと2万円~30万円!
買うと高いなら、作ったらどうだろうか。 というわけで、今回は自作の百葉箱をご紹介いたします。
【 百葉箱の仕様 本体 】 -ウィキペディアより抜粋、要約-
●熱の影響を受けないように、木製で、白いペンキで塗られていること。
●風が良く通るように、なおかつ日光や雨の侵入を防ぐため、鎧戸で囲むこと。
一番の難関は鎧戸(よろいど)です。一枚一枚、ちまちま作っていては日が暮れますので、今回は
ラティスを使いました。(本当は90センチ×30センチのものが欲しかったのですが、店頭になかったので90センチ×60センチのものを使用。)
まず、ラティスを分解し、半分に切ります。
まっぷたつです
床も通気性を意識して、ウッドパネルを採用。
他に、蝶番とカンヌキを購入しました。
これと、30センチ四方に切ったラティスを組み合わせて・・・
ネジでとめていきます。
つぎに、屋根を二枚切ります。(一枚は30センチ×30センチ。もう一枚は一回り大きく、40センチ×40センチ。)
こんな感じにとめます。
そして扉を蝶番でくっつけて・・・
開くところにカンヌキをつけたら・・・
完成です!
温度計(ロガー)は、中に吊るすように設置しました。
念のため、本体をジップロックに入れ、センサー部分をちょろっと出しています。
※扉を開けて撮影したので、日光が入りましたが、閉じれば光は入りません。
これに白い塗装を施せば、百葉箱の完成です!
材料費は3,000円ほどでした。
90センチ×30センチのラティスを使えば、分解のひと手間が省けるので、より簡単にできるのではないでしょうか。
電動のこぎりがない方でも、購入時にホームセンターでお願いすれば、切ってもらえます
【 百葉箱の仕様 設置 】 -ウィキペディアより抜粋、要約-
●北半球では北向き、南半球では南向きに置く
●地上1.25メートル~2メートルに置く
これらを忠実に守って設置をすれば、より正確なデータをとることができますね!
実際の気温を把握できると、自分を取り巻く環境につながってきます。
「あ、今日は〇〇℃だから氷が張っている!」とか・・・。
なんだか毎日の暮らしも楽しくなりそうですね