こんにちは
川口市地球温暖化防止活動推進センターの浅羽です。
熊本の地震・・・びっくりしました
いまだ余震(今日の夜中の地震が本震との報道もありましたが)が続き、早くおさまって欲しいです・・・熊本をはじめ九州にご家族や親せき、お知り合いのいるかた、皆さまのご無事をお祈りします。そしてどうぞこれ以上、被害が出ませんように・・・
今日は別のことを書こうと思っていましたが変更し、「防災」について書きたいと思います。
東日本大震災以降、日本列島は各地で地震が多発し、ここ川口にもまたいつ大きな地震がやってくるかわかりません。地震はとても怖いですが、事前にしっかり防災対策をしておくことで、被害を最小限に抑えることができますので、この機会に改めてわが家の防災について見直しておきませんか?
まずオススメしたいのは、こちら↓
東京都が作成した防災ハンドブック!
とても丁寧に情報がまとめられているので、これ1冊読んで準備しておけば安心です。東京都のホームページから見たりPDFをダウンロード出来ます。一部書店では140円で販売もしています。
「今やろう!10の防災アクション」では、「日常備蓄」「部屋の安全確認」「家具の転倒防止」「避難先の確認」「災害情報サービスへの登録」などのアクションが紹介されています。
アクションの1つ「日常備蓄」
「日常備蓄」という日頃利用している食品や生活必需品を少し多めに購入しておく考え方はとってもいいなと思います。わが家も水やすぐ食べられるご飯やラーメンなど用意していますが、これに最近加わったのがこれです
「野菜ジュース」
何かの記事で紹介されていたのですが、地震の備蓄といえばどうしても炭水化物が多く、ビタミンなどが不足しがちです。そうすると、何日も避難生活になった場合、風邪などひきやすくなってしまいます。野菜はすぐに傷んでしまいますが、野菜ジュースなら安心!
もう一つ
「かつおぶし」
これも本で紹介されていましたが、なめるだけで手軽にアミノ酸などを摂ることができるんだそうです
アクションの1つ「避難先の確認」
みなさんは、自分の家の避難先どこか確認してありますか?
家族でどこに集まるか話し合っておいたり、お子さんがいるかたは学校や保育園・幼稚園がどのような対応を考えているか一度確認しておいたほうがよいと思います。
川口の避難場所等は、市のホームページから調べることができます。
川口では「近隣指定場所」→「一とき避難広場」(近くの公園など)→「一次避難場所」(スポーツセンターなど)→「広域避難場所」(グリーンセンターなど)という順に避難するようになっています。上記サイトには「避難のフロー」も掲載されていますので見ておいてくださいね。
ハザードマップ
それから市では、地震や洪水などの被害を予想したハザードマップを作成しています(「こちら」。自分の家がある場所の揺れやすさはどのくらいなのか、建物の倒壊はどうなのか、液状化の危険度はどのくらいなのかを確認することができます。ハザードマップアプリというのもあるんですよ!
防災に役立つ冊子
その他、川口市内で耐震診断などに取り組んでいるボランティアグループ「女性建築士の会ほっと・すまいる」の代表のかたから先日教えていただいた本。
女性目線できめこまかく紹介されていてこちらもオススメです!
ライフラインが止まってしまったら
東日本大震災では原発事故が発生し、川口でも計画停電となりました。地震が起こると電気やガス・水道などライフラインが止まることも多く、そうなった場合の対応も考えておく必要があります。
夜、電気がつかないと心細くなってしまいますので、ちょっとした灯りがあるだけでも安心できます。
最近はより性能の良くなった色々なソーラーグッズが登場していて、わが家はこのソーラーランタンを用意しています。
上部には小さなソーラーパネルがついていて、
発電した電気で、LED照明がつくようになっています。普段は空気を抜いてぺったんこになり、必要に応じて自分で空気を入れて膨らませて使います
それから携帯電話を充電することができる携帯充電用ソーラー
わが家ではありませんが、ベランダに小さな太陽光パネルを置いている人もいます。
それから避難時の調理に。
もともとアウトドア用品のようですが、乾いた木の枝などを燃料にお料理することができますので、リュックに1つ入れてあります(大きさは15cmくらいです)。
避難しなければならなくなった時、自然の力を利用した防災のアイデアは他にもいろいろあると思います。「電気がこなくなったら、どうやって灯りをつけよう」「ガスがこなくなったら、どうやってご飯を食べよう」「どうやって移動しよう」等々、ぜひ考えておいてくださいね
この記事を書く間にも、緊急地震速報や地震発生のニュースが相次ぎ・・・ほんとうに、どうぞ早く揺れがおさまりますように・・・