6月は環境省の提唱する世界環境月間。
中でも6月5日は「環境の日」。この日は1972 年 6 月 5日 からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記 念して定められたものです。その後、日本の要請で、国連で「世界環境デー」と定められました。日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
”「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています”
川口では毎年10万人もの市民が参加して「エコライフDAY」が実施されています。今年は6月14日(日)に「エコライフDAY2020」を実施します。環境のことを考え、自分にできることしたいと思います。
特に世界的に、今年からSDGs(持続可能な開発目標)の本格的な活動が重要視されています。環境省としても地球の生命維持システムを保護しつつ、現在の世 代の要求を満足させるような開発」へと広げるこ とを提案しています。人間が持続可能な経済活動 や社会活動を営む前提として、地球環境が健全で ある必要があるとしています。
しかし、現在は地球温暖化が進み、人間活動 に伴う地球環境の悪化はますます深刻になってき ており、我々の生命活動自体が危機に瀕している と言えます。
環境がすべての根底にあり、地球環境保全が、人間の持続可能な社会活動・経済活動をより価値創造させるために何よりも根本であることをこの環境月間で喚起したいと思います。
環境省の示している樹木のが参考になります。
環境の日制定記念切手
「環境が人・社会を作る」よく言われる言葉である。一人の人間行動がまた社会、環境を破壊する遠因になります。
環境問題のスペシャリストといわれている小澤徳太郎氏は、
20世紀後半に顕在化した「環境問題」の大半は、私たちが豊かになるという目的を達成するために行ってきた経済活動の拡大(言い換えれば、資源とエネルギーの利用拡大)の「目的外の結果の蓄積」です。との言が理解できる。(小澤徳太郎氏の示している図を参照)
確かにこれからは地球保全のための社会・各人の賢明なエコライフが必要だと考えます。
環境月間に寄せて・・・のつぶやき。(輝さん)