「おうちミュージアム」昨日NHKで知りました。 北海道博物館が全国のミュージアムに呼びかけているという情報でした。 お子様お持ちの方々の心労をお察しいたします。 コロナに試されているとするなら、負けずに知恵を出し合い想像力を発揮して、 自分守りで、他人も守り、早く終息できるように協力しながら、体力、気力、知力を養いましょう。 そして、さまざまな現場で、私たちの生活を支え、守ってくださっている方々への感謝を忘れずに 身の回りのすべての物事を大切に、過ごせますように(ウサギ)
先日「エコで家庭学習 ~お散歩~」でご紹介しましたが、川口市内で活動しているボランティア団体「自然探険コロボックルくらぶ」が、YouTubeチャンネル「川口自然探険隊」で川口の自然を紹介しています
現在、6つの動画をアップ中!
・No1.綾瀬の森
・No.2.戸塚下台公園斜面林
・No.3.安行原自然の森・前編
・No.4.安行原自然の森・後編
・No.5.戸塚中台公園
・No.6.おうちで野草の天ぷら
”コロナウイルスの影響で、しばらく集団での自然活動が出来なくなりました。そこで、川口市の自然のようすを動画で紹介することにしました。ずっと家にいて気持が辛くなったら、人の少ない自然地に散歩しに行ってみてください。野の花や虫たちが迎えてくれると思います。”(「自然探険コロボックルくらぶ」ホームページより)
どれも素敵な動画で、川口の自然を楽しみながら学べます (1年生生活科「さかせたいなわたしのはな」・3年生理科「しぜんのかんさつ」・中学1年生「身近な生物の観察」)
No.6で紹介されている「野草の天ぷら」は、家庭科にもなりますね。(5・6年生家庭科)
わが家も、先日、近くの見沼田んぼを散歩して、ヨモギを摘んできました。
よもぎ餅を作って食べたら、春の味がしてとても美味しかったです
この時期、ヨモギはあちこちに生えていますので、きれいなヨモギを見つけたら摘んできて親子で作ってみるのも楽しいと思います。(浅羽)
学校や町会・自治会・保育園・幼稚園・事業者などへ講師を派遣する「環境出前講座」メニュー表が完成しました。登録講師の皆さんからメニューをお送りいただき、なんと66ものメニューが集まりました!
例えば・・・
【地球環境関係】
・これだけは知っておきたい環境問題早わかり講座
・地球温暖化を私たちの生活
・地球温暖化とシロクマさんのおはなし
・「エネルギーって何?」単極モーターとリニアモーターの原理の模型を作ろう
・企業の省エネについて
・燃料電池ってなんだろう?
・はじめよう!エコ・クッキング
・私たちの暮らしと環境 ~プラスチックごみを考えよう~
【ごみ・リサイクル関係】
・ごみの分別・資源化早わかり講座 ~ごみまるが教える7つのポイント~
・遊んで・リサイクル ~ペットボトルボーリング~
・クリアファイルのリサイクル
・エコクッキング~乾パンカフェ~
・生ごみをリサイクルして堆肥に活用
【自然保護・水質浄化関係】
・自然の中で考えよう
・身近な自然の生き物しらべ
・自然の中の宝物さがし(草花あそび&虫とりあそび)
・校庭で昆虫、野鳥や草花を探そう、ふれ合おう
・学校ビオトープを作ってみよう
・土の中の虫たちを見てみよう
・昆虫標本と採集した昆虫の実物を見ての話
・植物の役割を知る~木の実のリース作り~
・豆腐作り
などなど・・・たくさんの楽しいメニューがいっぱいです!
これまでの講座の様子は、ホームページ「環境講座の活動風景」から見ることができます。講師は、17の個人と、5つの団体・事業者の皆さんが現在登録しています。
現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため講師派遣は一時中止していますが、今後のご相談などお気軽にご連絡くださいね。
今年も、皆さまとの出会いを楽しみにしています!(浅羽理恵)
先日、「牛乳の需要が減っている」というニュースが流れてきました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため学校が休校になり、その影響で給食の牛乳の需要が大きく減っているそうです。
<休校で、どのくらいの牛乳が飲まれなくなっているでしょうか?>
川口市内の小・中学校に通う子どもたちは、全部で約44,000人です。
毎日、給食で200mlの牛乳を飲んでいますので、計算すると・・・
200ml×44,000人=8,800,000ml
リットルに直すと、「8,800リットル」になります。(算数)
学校の給食がある日は(小学校の場合)、
3月は14日間、4月は14日間で合計28日間でしたので、
8,800リットル×28日間=246,400リットル
休校になってから、
「246,400リットル」の牛乳が飲まれなくなっています。
では、246,400リットルはどのくらいの量になるでしょうか?
お風呂で考えてみましょう
お風呂はだいたい200リットルですので、「246,400リットル」は、
246,400リットル ÷ 200リットル=1,232杯
お風呂1,232杯分です!
ちなみに・・・
学校のプールでは?
長さ25m、幅12m、深さ1.2mのプールで考えると、プールには25m×12m×1.2m=360m3の水が入ります。
1m3は1000リットルなので、リットルにすると・・・
360m3×1000リットル=360,000リットル です。とすると?
246,400リットル ÷ 360,000リットル=0.68
学校のプールの半分以上になります。
川口市だけでもこれだけの量の牛乳の需要が減っていますので、全国ではものすごい量になります。関心がある人は計算してみてくださいね。
ところで、牛乳はどこからどのようにして運ばれてくるのでしょう?
川口市教育委員会のホームページから調べることができます。(5年社会「産地調べ」)
牛乳は乳牛が乳を出してくれています。
学校の給食が止まったからと言って、牛は、「お乳を出すのやーめた」って出来るでしょうか? 答えは「モー」、いやいや「ノー」です。
農林水産省のホームページで紹介されている「埼玉県秩父にある吉田牧場での酪農体験(YouTube)」や、
産地から食卓まで、酪農と乳製品を応援するサイト「Japan Quality」でも、酪農のことを調べることができます。
牛は、出てくるお乳を出さないと苦しくなってしまいます
そのため、全国で飲まれなくなった牛乳があふれて大変なことになっているのです。
そこで、農林水産省では
日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」
を始めました。
ここで紹介されている「cookpad」では、牛乳を使ったレシピがいっぱい。
休校中の牛乳のゆくえを親子でお話しながら、牛乳を使ったお料理作りはいかがでしょうか?(家庭科)
牛乳には、タンパク質やカルシウムなど身体の成長に欠かせない栄養成分がたくさん含まれています。「ミルクジャパン(中央酪農会議)」や色々な乳業メーカーのサイトに、牛乳のことが詳しく掲載されていますのでぜひ見てくださいね。(家庭科)
ところで・・・
世界で「食品ロス」という問題が心配されているのをご存知ですか?
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食べもののことで、世界全体で生産される食べものの3分の1が捨てられているそうです。(「環境学習お助け情報」No.7にも掲載」)
一方で、新型コロナウィルスの感染拡大で、世界の食料不足も心配されています。
コップ1杯の牛乳から、牛のこと、世界のことを話題にしてもらえたらうれしいです。そして・・・あともう1杯、飲んでもらえたらうれしいです。(浅羽)
4月から5月にかけてのこの時期、新緑がまぶしくてとても気持ちが良い季節ですね。
空を見上げてみると・・・青空と緑がとてもきれいです
外出自粛の中、三密を避けながらお散歩をしていると、あらためてこの季節の素敵なこと、そして、植物の生き生きとした成長にこちらまで元気をもらえます。
北部の安行地区は、昔から植木の生産地で有名です。
安行の植木の歴史を調べてみるのも楽しいですね。(3年生社会「市のうつりかわり」)
川口の南部は荒川や芝川沿いなど、どの地域にも散歩に良さそうな道があります。
川口市内のボランティア団体「自然探検コロボックルくらぶ」の横山さんが作った川口市の自然の様子を伝えるYouTubeチャンネル「川口自然探検隊」もとても素敵です!お散歩に行けなくても、自分も自然の中を訪ねている感覚になれます。
家の近くをお散歩しながら・・・
生きものの様子を観察したり(3年生理科「しぜんのかんさつ」「動物のすみか」)
歩くことで健康な身体を作ることができます。(体育)ただ、今はあまり外に出られませんが・・・
車を使わないで歩けば、ガソリンを使わず地球温暖化を防ぐことになりエコです!
※新型コロナウィルス感染拡大防止のための休校ですので、お散歩は3密の「多くの人が集まる場所」を避け、人との距離をとりながら歩いてくださいね。それから、お散歩のために電車や地下鉄・バスの利用はしないように、歩ける範囲でお願いします。(浅羽)