学校で育てたお米の脱穀体験をしました。
実施日時:2022年10月28日(金) 8:50~10:25
実施校:芝富士小学校 5年生 35人
教科名:総合的な学習の時間
単元名:育てて 食べて 芝富士米
講師:西尾三枝子先生、西尾研二先生
実施場所:玄関前
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芝富士小学校では、校庭の一角でお米を育てています。
今回、5年生の学習、家庭科「ご飯とみそ汁」と社会科「食料生産」に関連させて、「総合的な学習の時間」で「お米の脱穀体験」をしました。
講師は、西尾三枝子先生と西尾研二先生です。
授業の数日前に、稲刈りをして乾燥させておいた稲の束を
これから脱穀していきます!
必要な機械は、講師の先生がご自宅から持ってきてくださいました。
始めに、脱穀機を使って、稲穂から籾(もみ)を取り外します。
真ん中の回転部分に、稲穂を入れます。
脱穀機の下に、足で踏むと回転部分が動くペダルが付いています。西尾研二先生が、子どもたちに付きっきりで足踏みしてくださいました。
脱穀機の下からは、次々と籾(もみ)が出てきます!
ちなみに・・・
こちらは、脱穀された稲穂です。きれいに取れましたね。
脱穀機を通った後、まだ茎が付いているものがありますので、さらにきれいに手でより分けました。
ザルで、つながっている籾を1粒1粒に丁寧に分けていました。
次の作業は、「唐箕(とうみ)」という機械を使った、もみがらやわらくずを選別する「精選」です。
上から籾(もみ)を入れて・・・
ハンドルを回して風を起こし、わらくずを飛ばすと、
重い籾が下から出てきます。
子どもたちは、楽しそうに交代でハンドルを回していました!
後日、籾すり機にかけ、籾がらと玄米に分けます。
去年は、10kgの玄米が収穫出来たそうです。
今年はどの位出来たでしょうか? 楽しみですね。
最後に、みんなで協力して、きれいに片付けをしました。
この授業には、たくさんの地域の方々も協力してくださいました。
皆さん、どうもありがとうございました。
最後に、西尾三枝子先生からお米についてのお話をしていただきました。
この授業の後、精米したお米を家庭科で炊いて食べる予定だそうです。
自分たちで育てた芝富士米は、とても美味しいことでしょう!
お米が私たちの食卓に届くまでには、たくさんの人たちの手が関わっていることを実感する授業でした。(浅羽理恵)