2022年1月17日(月)午前11時より、江戸川アリスの会では日本語学校において16名の学生と3名の先生、会のメンバー7名で「日本の正月遊び紹介」イベントを実施しました。学生の国別は、中国8名・ベトナム4名・モンゴル3名・アメリカ1名でした。
イベントの内容は、坊主めくり・双六・福笑いの3つが中心でした。学生たちは初めての体験にも拘わらず、極めて呑み込みが早くてすぐにゲームに熱中し、笑いと悲鳴が4つに分けた各グループから上がり続けました。先生方や私たちも参加し、坊主がお姫様に一喜一憂する楽しい雰囲気の中、あっという間に予定の1時間が過ぎていました。
最後に余興がてら、けん玉の妙技(?)を披露したところ、拍手喝采を受けドヤ顔ポーズで笑いを取りました。学生の皆さんもトライして和気あいあいの中、お開きとなりました。
その後の打ち合わせで日本語学校の理事長さんらと面談した際、「この1年、学生たちは何も楽しい体験がなく、笑うことも少ない中、2階の事務室まで響く楽しそうな笑い声を耳にして、嬉しかった」と感謝の言葉をいただきました。
彼ら若者たちが、家族と離れて厳しいコロナ禍にある異国で過してきたであろう苦痛や悲しみにハッと胸を突かれる思いがしました。その意味でも、今回のイベントを行った甲斐がありましたし、この活動の素晴らしさを再確認できました。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
(報告:長坂、写真:楊)