2023年7月24日(月)江戸川区内施設にて「夏の日本文化紹介」を開催しました。今回は、恒例の「お箏の演奏と体験」は無く「茶の湯実施指導と体験」が中心でした。「音の会」の方々と一緒に行いました。参加者は日本語学校より教員2名、学生12名(内訳:台湾5名、インド4名、中国2名、ベトナム1名)でした。日本語のレベルはほとんどが初級でした。学生は授業の一環として行事に参加しています。
女性の一部は浴衣を着つけてもらい、会場は華やかで涼しげな雰囲気に包まれました。みな茶の湯を体験するのは初めてのようで、興味深くお点前を観察し、見様見真似で茶碗をまわしたりおじぎをしたりしていました。「礼に始まり礼に終わる」というのが茶道の基本であり、日本文化の美しいところですが、それを実際に体験することにより「ますます日本が好きになった」という声も聞かれました。
茶の湯の体験が終わったあとは、縁側に出て平成庭園の美しさに感嘆の声をあげていました。スマホで写真を撮り合い実に楽しげでした。最後に折り紙体験で「鶴」を折りました。女性の比率が多かったことと、男性もそうですが若いので手先が器用で覚えが良いようです。コツを教わるとすぐにマスターして見事な「鶴」を折っていました。私たち会としても非常に楽しく有意義な体験でした。
報告・写真:篠原