江戸川アリスの会 ~留学生との交流と支援の会~

日本語学校で学ぶ留学生さんへ日本文化の紹介や日本語交流会、各種行事の企画実施などの活動を通して交流を図っています。

東方国際学院卒業式

2010-03-05 | Weblog
 3月4日、東方国際学院の日本語学生卒業式に参列。葛西区民館4Fホールで12時~14時実施。江戸川アリスの会のメンバー6人が招待された。



 今年の卒業生は93名。在校生百数十名の出席の中で厳かに、かつ盛大に施行された。壇上には校長先生、理事長はじめ、台湾及び韓国の関係者が来賓として参列。校長先生のあいさつの後、各来賓の祝辞と励ましの言葉が続く。卒業生を代表してインド女子学生他学生の答辞があり、在校生の送辞が加わる。



皆勤賞などの表彰が終わって全員壇上に登って記念撮影。


 
そのあと、「さくら」「蛍の光」の合唱で会場は盛り上がる。卒業生と在校生の間に新しい出発を祝うかたわら別れを惜しむ風情が漂う。



 これで卒業式は無事終了。彼らの進路は大学、専門学校、就職、帰国とまちまちだが、彼らの今後の大いなる成長に期待したい
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日本語留学生に「日本文化紹介」

2010-03-01 | Weblog
 江戸川区の東方国際学院卒業予定者約百名を集め、2月22日、24日、26日の3日間に分けて実施された。場所は江戸川区の行船公園内にある「源心庵」。

純和風の数寄屋造りで、和風庭園の中に立派な茶室を備え、江戸川区が誇る建物。広く区民にも愛され使用されている。

 主催の「江戸川アリスの会」のメンバーの他に「クラブレインボー」、「人生大学5期生」の皆様も協力して外国人留学生の門出を祝福した。「日本文化紹介」は「南京玉すだれ」「箏の演奏」「お茶の作法」「交流会」と続いた。

 「南京玉すだれ」の一糸乱れぬ妙技(?)には留学生も拍手喝さい、飛び入りの体験参加者が多く出て、和やかな雰囲気で催しがスタート。
 

 「箏」は調和のとれた演奏にフルートも加わって一段と盛り上がり、留学生はその妙なる音色に聴き惚れていた。演奏者は全員着物を羽織り、演奏を美しく盛り上げた。

 続いて「お茶の作法」に移った。

お菓子のとり方、お茶の飲み方など、日本独特の作法に全員、なれぬ手つきで神妙に従う。畳の上に長い間座るのはやはり苦しそうで、時折ため息が漏れる。
 
 「お茶の作法」が済むと、「箏」の体験希望者は箏のほうに、「お茶」はお茶の場所に座り、それぞれ個々に所作の指導などを受けた。

ただ座って聞くだけ、見るだけでは日本文化の伝統は理解できず、直接、体験することで、少しでも日本の古来の文化に触れてもらおう、という狙いは留学生の皆さんに伝わったと思う。

 「交流会」は5つか6つのグループに分かれてもらい、その輪の中にわれわれが加わって、彼らの将来の目標や進路、さらに相互の文化や習慣の違いなどを情報交換する。

今回の参加者は中国が圧倒的に多く、次いで台湾、韓国、インドネシア、スリランカ、モンゴル、インド、ポルトガル、メキシコなど。



全員参加でなごやかに写真撮影。




池をバックに個々に記念撮影。

 以上で行事は盛会のうちに無事終了。皆様本当にご苦労様でした。若い留学生の皆様、今日の良き思い出を一生忘れず、お互いの国のより良い親善を願うばかりです。皆様方の将来を祝福します。
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