・チカJapanese surfsmelt ちか
キュウリウオ科、関東以北の太平洋側、沿岸部、湾内に生息し成長すると全長20cmになるワカサギに似た海産魚で、背部が淡褐色、腹部は銀白色をしている。わかさぎと同じキュウリウオ科の魚でししゃもも同じ部類に属す。
ワカサギは河川、湖沼に生息するが、チカは3、4年の一生を海で過ごす。初春の3月~5月に浅瀬の砂地に産卵し、旬を5、6月とする。
白身で淡白で20cmになる大きいものは、骨が固いので3枚下ろしにして刺身、塩焼きで15cmほどの小さいものは、そのまま天ぷら、フライ、佃煮、干物、燻製にしている。
タンパク質は、19.5%と魚肉の標準量20±2%のほぼ標準値、脂肪0.6%は、魚肉の標準量3±2%とより低い値を示す。
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