カップル

よくわからないけれど、
成長したいから、と、
私と一緒にいると
瀬名波さんは私に言う。

確かに、、、
彼はともすれば、
小学や中学の
男の子とたいして変わらない。

年齢は４１とは言ってもだ。

瀬名波さんに、男と女を求める
のは少し違うのではないのか、と。

私が瀬名波さんの教育係なのだろうか。

ぢゃ、４２のおばさんの私が、女子小学生や女子中学生になって、じゃれてコミュニケーションをとるコンパニオンガールになるのか、、、。

うーん、不思議なカップルじゃねえか？

初々しいね絵。

恋愛のイロハを一個年下の彼に教える講座のボランティアか？

紫の上の逆バージョンか？

その瀬名波さんが、ボケないようにとボケの予防の本を買い真面目に実践している。

何とも言えない。

私と恋愛ごっこをして、遊びたいだけだったのか、と思いきや、

彼女とだったら鍛えられると、
彼女に教えて欲しいと、
頭のいい彼女(=私)をしばらくは
手放さない、と。

じゃ、瀬名波さんが、進化したら、
私は必要ないのか？

と訊いたら、
進化し続ける、
との事。

進化する必要が何故
あるのかと言うと、

瀬名波さんの幻聴の中で、
彼を支配している、
闇の帝王を倒すため、


らしい、、、。

で、倒さない限りは、
働けないし結婚もできない。

だから、彼女である私が彼を、
大人の男に育てる必要があるから、
彼は私を手放さない。

、、、と。

好きではあるみたいだが、
何かこれは、

小学生、中学生の男の子を
４１歳の男性に
育ててね、と、
私に命令しているかのように
思える。

そおかあ、
後どれくらいかかるのか、

一生、現実維持かも知れんし、

治らないカモよ。

なんてね。

おほほほほ。(^^)

お粗末さまでした。