ペンだこの謎。

私の右手の中指にはこれこの通り。



とても立派なペンだこがある。
小学校２年生くらいにはもうあったと思う。

しかし。

私はいま現在、ほとんど手書きで字を書かない。
簡単なメモか、クレジット関係のサインくらいのもんだ。
時々「うわ、字ぃ書くのんむっちゃ久しぶりやのに、筆跡って変わらんもんやなー」と変な感心をするほどだ。

なのにペンだこは消えない。
小さくもならない。

で、誰しも指にひとつやふたつは持っている鉛筆突き刺した刺青跡みたいに、ペンだこも一度できたらそのまんまなものかと思っていたんですが。

先日、原因に気づきました。

私は小学校１年生くらいまで握り箸でご飯を食べていました。
それで別段本人的にはなんの不自由も感じなかったのですが、その頃預けられていた家の養父が、いくらなんでも小学校１年生にもなってこれはまずいと思ったのか。

「えみちゃん（わしの本名）、鉛筆を持つみたいにお箸を持ってごらん」と。

たぶん、ちゃんとした持ち方をさせるための前段階、暫定的な措置だったと思うのですが、それから数十年経った今もわたしのお箸の持ち方は。


これこの通り、絵に描いたような鉛筆箸～♪

字は毎日書かないが、
お箸は毎日使うのよねー。

というわけでわたしの右手中指のこれ、
正しくはペンだこならぬお箸だこ～♪

（去年、韓国旅行の折に買ってきて以来、愛用している韓国箸。先がぴっちりくっついているので、鉛筆箸でも小さいものが難なくつまめる優れもの♪）