2011年10月開始だったドラマで観ていたのは。
「相棒 season10」
「専業主婦探偵~私はシャドウ」
「怪盗ロワイヤル」
「11人もいる!」
「ここが噂のエル・パラシオ」
「妖怪人間ベム」
「戦国男子」
「牙狼 MAKAISENKI」
の八本。
(もう半年以上前のことなので、この時期やってたドラマがどれかわからず、「2011年 秋ドラマ」でググってみつけたこのまとめのお世話になりました)
「家政婦のミタ」「謎解きはディナーのあとで」は第一話だけ観て離脱。
斎藤工主演の「QP」は、関西では放映されず。
と思ってたら、年明けてから放送されてたのかーーーー。
【相棒 season10】
「花の里」女将で右京さんの元奥さんの環さんがいきなり店閉めて旅立ってしまったのは、
season10の一話だったのか。
そんで、幸子さんが「花の里」継いだのは、年明けてからの12話からだったのか。
相棒シリーズ、1season=2クールだから、どれがいったいどこであったか、
よく思い出せず、ここで確認したらそうでした。
【専業主婦探偵~わたしはシャドウ】
原作は粕谷紀子。
ブックオフで三巻までみつけて読んだのが、この年の7月。
全三巻だと思い込んで買ってきたら、三巻まで読んでも終わっておらず、
続きを探したら、
続きは描かれてて、完結もしているみたいなのに、
そしてコミック3巻が出たのは2009年5月だったのに、
そこでコミック発売が途切れてて、
電子版でしか出てなくて、
が、そのへん調べている過程でドラマ化されることを知ったのだった。
ちなみに4、5、6巻はドラマ始まった九月に発売された。
ありがとう、ドラマ化。
主人公の主婦芹菜は深田恭子。
素でいるときはそんなにぱっとしないのに、
バイトすることになった探偵事務所、そことつながりのある元特殊メイクのプロの手ほどきを受けることになり、メイクの力で別人の美女に化けるようになる。
が、深田恭子は元から美女である。
素のときどうすんだ?と思ったら、なんと、見事にちょっと不細工な顔になっていた。
メイク、すげー。
高木彬光の短編にあった、
「ブスが美人に化けるのは大変だが、美人がブスに化けるのはたやすい」
という一文をふと思い出した。
読んだ当時はすっごい納得したが、
このロジック、メイク技術が異常に発達したこのご時世、死語ならぬ死ロジックだわー。
芹菜の旦那「フミくん」役は藤木直人。
探偵は、みんな大好き、桐谷健太。
芹菜の親友は、わたしは大好き、芦名星。
フミくん誘惑する女上司は石田ゆり子。
石田ゆり子の旦那が遠藤憲一で、
芹菜の父が小日向文世で、
芹菜にメイクを指南する理容師さんが古田新太。
いやもう、選んだのわたしか?と錯覚するような、大満腹のキャスティング。
ストーリーも、原作よりドラマのほうが、私は好き。
特にフミくんや親友が原作よりずっとよい人間だったことが嬉しかった。
【怪盗ロワイヤル】
MBSが放送してくれるかどうかなかなかはっきりしなくて、
やきもきさせられたわー。
このドラマ、元はモバゲーとMixiのソーシャルゲーム。
が、わたし、モバゲーは登録してなくて、Mixiでやってるのは「サンシャイン牧場」と「Zookeeper」のみ。
で、どんなゲームかまったく知らない。
のが、なんで関西でも放送されることが決まるまでやきもきしてたかというと。
松坂桃李が主演だったんですものおおおおお。
しかも相葉弘樹に竹財輝之介も共演だったんですものおおおお。
一年以上前の記憶を持たない三人の男女。
彼らは謎の女とその秘書のような男の指示で、
いろんなお宝を盗み出す。
松坂桃李はこの三人の泥棒のリーダー格で頭脳担当。
糖分補給のために常に干菓子を持ち歩き、口癖は「めんどくせー」。
相葉弘樹は怪盗側のサポートメンバー。
竹財輝之介は彼らを追う熊本弁の刑事。
なんで熊本弁?と思ったら、竹財輝之介、熊本出身だったのか。ネイティブだったのか。
このクレバーな役どころの松坂桃李がステキでステキで、
相葉弘樹のなんでも屋と竹財輝之介の刑事もはまってて、
「ヤマトナデシコ七変化」ではあんなにキュートだったのにここではお色気係、しかも昭和の匂い漂うお色気、な大政絢と松坂桃李と意味もなくみつめあうシーンだけはとってもうざかったが、それ以外は満腹♪
ところで晴美ちゃんもこれを見ていた。
え、なんで?と思ったら、
もうひとりのサポートメンバー、荒事専門の韓国人の役の人が、
晴美ちゃん&ちいちゃん母娘がかつて日本海を渡ることになった原因であったチャンソンさんだったのだった。
【11人もいる!】
宮藤官九郎脚本作品。
タイトルの元ネタはもちろん、萩尾望都の名作SF漫画「11人いる!」。
最初にこのタイトル見たとき、どんだけのたうち笑ったかー。
大家族もの。
田辺誠一扮する売れないカメラマンの父さんと、
光浦靖子扮する喫茶店経営のその奥さん。
子供は八人。
光浦靖子の奥さんの実子は末っ子だけで、
残り七人は先妻広末涼子の子。
主演は神木隆之介の長男。
宮藤官九郎にハズレなし。
毎週すっごい楽しみだった。
中でも大好きだったのは、広末涼子と加藤清史郎扮する末っ子の会話シーン。
加藤清史郎、「ヤマトナデシコ七変化」にも出てたけど、
このドラマでこの子の俳優としての凄さを思い知らされた。
あと、バラエティとかではこれまでちょっと苦手だった光浦靖子だったが、
このお母さんはすっごいよかった。
でも神木隆之介はわたし、もっとミステリアスな役どころなのが好きかもー。
ところで宮藤官九郎、
来年2013年の春のNHK連続ドラマの脚本担当するそうですね。
NHK、なんてチャレンジャーな…。
【ここが噂のエルパラシオ】
武田航平が出るので予約しといたドラマ。
ところどころ早送りしつつも、ついつい最後まで観てしまった。
第八話だったか、いきなり武藤敬司へのインタビュー番組になったのも愉快だった。
スナックエリカのママ、演じるは三浦理恵子、がリングに復帰するために体を作り直したらアジャ・コングになったのもステキであった。
ところで武田航平、
紅音也@仮面ライダーキバだった頃から、
この顔にすごく似てる顔を知ってる気がする…と思っていたのだが、
つい先日、やっと判明。
若かりし日のウォーレン・ビーティ!
いやね、
「ダークナイト ライジング」があんまりよかったもんで第一作第二作が見返したくなり、第一作「バットマン ビギンズ」はRP祐子んとこにあったけど第二作の「ダークナイト」はなかったとこに、TSUTAYA旧作100円レンタルのお知らせがきて、これ幸いと借りに行ったらおんなじこと考えた奴いっぱいいて、「ダークナイト」は全部貸し出し中。
ちぇーと思いながら棚眺めてまわってて「天国からきたチャンピオン」に遭遇、
遭遇した途端、「You are quarterback?」の名セリフが脳裏にまざまざ甦り、
借りてかえって久しぶりに見返して、「あ、これだったのか…」と。
これ1978年の映画で、ウォーレン・ビーティは41歳。
この頃でこれだけ似てるなら、30歳の頃に出演した「俺たちは明日はない」の頃なんかもっと似てたりする?
今度100円レンタルあったら、これも借りてきてむっちゃ久しぶりに観よう。
【妖怪人間ベム】
最初、ビジュアル見たとき、
杏のベラはすげーはまってるけど、亀梨のベム、これどうよ?と思ったのだが。
ありでしたっ!
いやあ、この受けくさいベム、すっげえよかったわあああ。
ところで北村一輝の刑事さん、
この人、北村一輝のくせにいい人すぎて、
なんだか違和感を感じたのだが、
最後まで芯までいい人であった。
こないだ仮面ライダーフォーゼファイナルステージで智子さんとたがるちゃんと久しぶりに会ったら、
たがるちゃんもこれ見てて、
北村一輝、いい人すぎる、
これは絶対なんか裏がある、
と思ってたのに、最後まで芯からいい人のまんまで、あららーだったらしい。
【戦国男子】
八月で終わった「戦国鍋」が、
これと「ウルトラゾーン」二系統に分かれた。
「ウルトラゾーン」は楽しみだったが、こっちはあんまり期待してなかったところ。
すっげえ面白かったあああああ!
いやもうほんと思いもかけない伏兵でした。
これは全26話だったので、このクールでは終わらず。
【牙狼 MAKAISENKI】
TVドラマ「牙狼」→SP「白夜の魔獣」→劇場版「RED REQUIEM」ときて、
再びTVシリーズに。
全25話なので、これもこのクールでは終わらず。
最初のTVドラマも深夜の特撮番組のわりにゲストが豪華であったが、
これまた深夜の特撮番組のわりにゲストが豪華であった。
一番心に残ったのは、第六話「手紙」。
ところで何話だったかな?
鋼牙がまだ子供の頃の話の回、
あれに出てきた魔界騎士および法師を育成する訓練所、そこで訓練に使われていた蝋燭、
あれって和蝋燭っすよね?
(それを観るちょっと前に「和風総本家」で和蝋燭を作る職人さんが紹介されてて、
櫨の木の樹脂を使った和蝋燭は炎がゆらめくような不思議な燃え方をすることを知ったばりで、
高島野十郎が何十枚も描いた蝋燭の絵、あれは和蝋燭の炎を描いたものだったのか、とか思ったとこだったのだ)