【5月16日(水)】
この日は松竹座~♪
この月の松竹座は去年と同様。
尾上菊之助と市川團十郎の「團菊祭」♪
いつも一緒に観る映美ちゃんはこの頃ちょっと立て込んでいて、
今回はソロ(ひとりでコンサートや芝居を観る人のシゲ的呼び方)でした。
で、つい、三階左列から一度観てみようと、この席とっちゃったわけですが。
失敗だったわー。
席から観るにはちょっと体捻るようにして軽く前に傾けねばならず、
諦めて床に膝ついて手すり越しに覗きこむには手すりが高くて。
「絵本太閤記」は舞踏劇。本能寺のあと、いったん家に帰った明智光秀が、間違ってお母さんを殺す話。
「高杯」狂言。
次郎冠者が海老蔵。
「高杯」を買ってこいといわれたものの「高杯」がどんなものかわからない「情弱」次郎冠者海老蔵が「高下駄」屋に言いくるめられて「高下駄」を買わさせられ、酔っ払ったあげく、それ履いてタップ。
すげー楽しかった。
この頃、「虚構新聞」の記事を虚構と判断できない人々がtwitter等で大騒ぎする事態がしばしば起こってたので、わたし的にむっちゃタイムリーなネタでもあった。
(「「先の戦争、反省する必要ない」98% 世論調査」みたいな洒落た記事をいまトップに載せたら、えらいことになるだろうなあ)
「ゆうれい貸家」。
なまけものの桶職人、嫁が里へ帰ったその日、元たつみ芸者の幽霊に見初められ、同棲を始め、さらに幽霊の同輩を集めてゆうれい貸し出し業を始めるが、集めた幽霊のひとりに言い寄られ、芸者にたたられ、最後は帰ってきた嫁と大団円。
すっごく落語っぽい話だったので、落語にある噺を芝居に仕立てたのかな?と思ったが、ググってもそれらしいネタがみつからないので、どうも違うみたい。