美人塾~エピキュリアンのススメ~

『美人塾』の著者、高原めぐみのブログです。心地の良いこと、楽しいことを追求し、本当の自分らしさ美しさを探索していきます!

感情のお話3

2011年07月13日 10時10分10秒 | 感情について

前回は『陰陽論』を使って、感情の性質を説明しました。

で、ネガティブな感情は「陰の氣」の性質によって、解放されるまでみぞおちの部分に何年も、何十年もずーっと蓄積され続けます。

さて、蓄積されたネガティブな感情はというと、ただ、だまって大人しく「嫌な思ひ出」として残っているわけではありません。

では、何をしているかというと、コレがねぇー。全くとんでもない曲者(クセモノ)なのよ。

もともと感情というものは、たとえば「怒り」なら「わたしは怒っているんだー」とその事実を認めると解放されます。解放されるということは、自分の中からなくなるということ。

でも、解放されずに蓄積された感情は、解放されることを望み、解放されるために一生懸命アピります(アピールします)。

怒りの感情なら、「おーい、いー加減、怒っているって認めろーと訴えます。

その結果、何をするかというと

今よりも、さらに怒りを感じる状況を引き寄せるのです。

たとえば、満員電車に乗るときに背中を押されてイラッときたとします。

でも、怒りの感情をそのまま自分の中に押さえ込むと、そのときにイラッと感じた「怒り」さんは解放されません。そこで「怒り」さんは自分が解放されるために、もっとイラッとくる状況を引き寄せます。

たとえば、

背中を押されたくらいじゃダメなのなら、今度は足を蹴られる状況ならどうだろう?これならさすがに怒っていることを認めるだろう

という感じ。

それでもダメなら、コレならどうだ

と、本人が「あー、わたしは怒っていますよー」と認めるまで、状況はエスカレートしながら続きます。

悲しみや寂しさ、つらいことも同じです。

ネガティブな感情をキチッと認めて解放するまで、状況はエスカレートしながら、「悲しみ」ならさらに「悲しい」出来事が引き起こされ続けるのです。

その上、そんな状況が続くものなら、わたしたちは「自分の人生ってこんなにつらいものなんだ」と思うようになってしまいます。

そうなると今度は『引き寄せの法則』が働きます。

わたしの人生ってこんなもの。これがわたしの人生なんだ。

と、思うと、『引き寄せの法則』によって、そのような出来事がさらに引き寄せられてしまいます。

ドツボにどっぷり、負のスパイラルにハマりこんでしまいました。

さぁ、どうしましょう?

続きは次回へ

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