宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

年の瀬に・・・両親について思う・・・

2014-12-27 21:46:52 | 家族・親戚

朝一時間の雪かきをしてから、

心身とも不調で、

大掃除をする気力がさっぱり湧きません。

おまけに、両親を買い物に連れて行ったときに

イライラした自分が情けなく、

引きずってます。

 

スーパーの駐車スペースが狭かったので、

両親を下ろしてから 別の広い場所に移動しようとしたのですが、

「二人で先にお店へ行っててね~」と言ったのに

父がいつまでもバックしようとしてる車の後ろにいるのです。

先に行って~と言っても動かない。

母はほとんど目が見えないので、父には母に付き添っていてほしいし・・・

「二人で先に行ってって言ってるのに~、そこにいられると動かせない~!」と

叫んでしまいました。

もごもご言ってる父・・・

 

わかってるのです・・・

父は、自分が安全を確認して、私を誘導しようとしてくれているって。

なんとか私の助けになろうとしてくれる親に、

イライラした自分が本当に情けないです。

 

両親は最近よく言います。

「すまんなぁ」

「お世話になってばかりで、悪いね~」

 

同居していた義父母の、介護(のようなこと)をしていました。

仕事しながらだったので、行き届きはしませんでしたが。

認知症で同じことを何度も繰り返す義母の話を、

初めて聞くように 笑顔で聞くことが、できました。

現実と想像の区別がつかなくなって、

亡くなったお父さんお母さんが生きていると信じて、

ひとりで探しに行って行方不明になった義母を探し、

静かに話を聴くこともできました。

お風呂で体を洗ったり、

生々しいトイレのお世話だって・・・、けっこう平気で できました。

ヘルパーさんの手続きも、デイサービスの手続きも、

一生懸命やりました。

二人とも、穏やかに、悔いなく(と言ってくれた)旅立ってゆきました。

 

でも、今、

両親にはそれ以外のことも必要なんだと、じわじわ思うようになっています。

それは、誰でもそうであると思うのですが、

両親自身が「自分は役に立つ存在なのだ」と思うことができる・・・そんな接し方をすること。

「娘に世話になり、面倒をかける存在」なんかではなく・・・。

 

「ちゃんと育ててもらって、大学まで行かせてもらったんだから、

あたりまえでしょ~」と言いながらも、

私には「してあげている」気持ちがあるのですね。

だから、今日はイライラしたのかもしれないと、

反省しましょう。

そして、もう少しの間、

両親を頼りにする娘 で、いましょう・・・。

そう、心に決める年の瀬でありました・・・。

 

イライラも、自己嫌悪も、

年の「瀬」にさっさと流して、

軽やかな気持ちで過ごしましょう・・・。

 

あと30分ほどで、大阪で仕事をしている次男が帰ってきます。

お正月に父は、

孫二人と飲むのを楽しみにしているはずです。

私は母と二人、おせちを作って、お正月の支度をしましょう・・・

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする