息子始業式。
今日から本番である。
夏期講習に出られるようなったので、今日も大丈夫だろうと思ったら
やはり、問題無く登校できた。
今までの最寄り駅着いたよコールもなく、日常が戻ってきた感じだ。
しかし、嬉しいことばかりではない。
予定通り帰ってきた息子を笑顔で迎えると何となく冴えない息子の顔。
聞けば、元クラスメートが持病で亡くなったとのこと。
話を聞いている内に涙がこみ上げてきた。
17歳の輝ける時期に閉ざされた未来。
持病らしいが苦しまなかっただろうか・・・
そして、残されたご家族・・・
娘の死を思い出し、久々に胸が潰れる思いだった。
逆縁は辛い。
勿論親の死だって悲しい。
今まで私も両親、同居していた姑を見送った。
中には壮絶な死もあった。
それでも、やはり、娘の死とは明らかに痛みが違う。
受け止める家族それぞれに悲しみの色や濃さは違うだろう。
でも、時間だけは、平等に少しずつでも色を褪せさせてくれる。
息子には、これから一緒に未来を歩む人が突然いなくなるという事、
自分が今生きているという事、
身近な人だったからこそ、真剣に向き合って、
息子なりに昇華して欲しいと思う。
それが、何よりも亡くなった方への供養だと息子に伝えた。
ご冥福をお祈り申し上げます