息子と2回目の心療内科へ。
5時半からの予約で、息子は学校から直接なのだが間に合うか?と思ったが
5時前には既に着いていた。
私は慌てて自転車で向かうも、雨が降って、風もあって結構大変だった。
息子が生まれてから、何故か雨女になっている気がする・・・
たっぷり小一時間待たされる。
その間、半個室の待合で、息子と小声で色々話をした。
どうも、今の症状以外にも小学校低学年から悩まされている事があるらしい。
内容については、医師の前で話すとのこと。
・・・深刻なことじゃないと良いけれど。
ようやく番が来て、息子が自ら話したいというので
基本的に息子に経過を話して貰った。
しかし、いくつか抜けがあったので、そこだけは私がフォロー。
病院に通い慣れていない若い頃は、結構重要な情報が抜けやすいよね。
医師が締めようとしたが息子が言い出せないようだったので
慌てて割って入って、息子の悩みを聞いて貰った。
(こういう時に流れに逆らうのは大人でも難しいけれど
基本的に病院はガンガン自分から伝えないと中々拾って貰えないしね)
息子が語った内容に驚愕。
・・・私じゃん。
全く同じ訳ではないが、私が人生通しての困りごとだ。
ブルータスお前もか・・・
私もキツイ時期があり、そういう症状に名前が付いているのを知ったあたりから
自分だけじゃ無いんだ、と少し気持ちが落ち着いたものだが
息子の時代は、検索をかければすぐに出てくる。
それは良い反面、まがい物だったり、更に不安感を煽る記事もあるので
こうして、ちゃんと専門家に聞くのは良い機会だったと思う。
医師からは、まだ、そんなに深刻な状況ではないので
様子を見ましょうという事だった。
結局の所、今の症状も、昔からの悩みも「不安」からくるものらしい。
薬は、今の症状時点で、頻度が少なくなったりはしているが
症状の重さは同じという事で、1回分薬が増えた。
この薬自体に不安感を軽減させる効能があるらしいので
もう少し落ち着いてくると良いなぁと思う。
息子のトラブルが、自分からの遺伝でもあるのかなぁ、と思うと
申し訳ない気持ちにもなるけれど
こればっかりは、ハッキリした事も分からないので仕方が無いと思う。
ただ、息子には、同じような症状を私も持っているので
辛くなったら相談してね、と話した。
病院を出る頃には、すっかり雨も上がり(息子は晴れ男なのだ)
雨で冷やされた空気が気持ちが良い。
帰宅し、家を出るときに作っておいたすき焼きもどきを丼で出した。
笑顔でモリモリ食べる息子に「食欲あるうちには大丈夫」と
少し安心しつつも、まだ、巣立つには時間がかかりそうだなぁ、とも思った。