冷感グッズを買い込み、いざ実験。
上の内、白い冷感装置(ペルチェ素子)がある物を首に掛け
朝一番で揚げ浸しを作ってみた。
(まだ、気温が上がりきらないうちに
全ての窓を全開にして揚げた)
上下逆さまに首に掛けてしまい後半まで気がつかず
ファンの良さを実感できなかったが
とりあえず、首の冷却装置はかなり良い。
2時間くらいファンも最大風量にしたがバッテリーも問題なし。
首は、冷やして使う首輪みたいな物も持っているが
持続性という意味では、こちらの方が上。
次に、首に掛ける線をグルグル巻きにして
コンパクトに収納できるファンだけの物を
掃除の際に使ってみた。
これは・・・線が色々な角度になるので
手を使えば好きな場所にファンを持って行けるが
掃除などしている時は、殆ど意味が無かった。
上の冷却装置付きのファンよりかなり可動域が大きいので
期待していたのだが、手で持つなら、普通の送風口が一つの
ミニ扇風機的な物の方が使い勝手も風量的にも上だと思う。
こちらは、息子が今まで使っていた(私が買った福袋にあった物)
似たようなのが風量が少ないというので、これも息子にあげた。
試しで頭に巻いたら、キツくて無理かと思っていた
汗とりヘッドバンド。
角度を変えたら、できない程では無かった。
毛の生え際に沿って装着。
これも掃除の際に使ってみたのだが
当たり前だが、額の汗は流れる。
ただ、細い紐の内側にシリコンが貼ってあって
それがかなり頭からの汗を食い止めてくれているようで
目に入るまでの汗にはならなかった。
まぁ、吸収している訳ではないと思うが・・・
この細さを見ていたら「月経帯」を思い出してしまった。
学生の頃ヨーロッパに貧乏美術旅行へ行った際、
どこかの城の展示物で「月経帯」を見た事がある。
平たく組んだ組紐のような物で、少し汚れが見られた。
それを見たときに「こんな細くて、何の役に立つのか?」と
非常に驚いた覚えが。
「組紐ってそんなに吸収力が良いのかしらん」とも思ったが
考えてみれば、多分、何か他の布を挟んだり
布(あるいは脱脂綿的な物)をタンポンにして、
それを落ちないようにする為の
いわばサニタリーショーツ的な物だったのではないかと思う。
それでも、糸が複雑に絡み合う組紐は経血漏れの防ぎはあったハズ。
ならば、汗にも普通の紐よりは効果があるのでは?
組紐ヘッドバンドを巻くのはオシャレかも、と思ってしまった。
組紐のカチューシャとかはあるけれど
あれは普通の土台に貼り付けているので汗止めにはならないので
自作してみて良いかもしれないな。
それから、冷感という意味では、髪が少し浮くので
意外とそれが涼をもたらしてくれた。
さて、今回の検証の結果、一番冷えたのはこちら
はい、冷蔵庫で冷やした揚げ浸しでした~
これを、素麺にぶっかけて食べたら、もう、身体の中から冷え冷え。
肉なんかなくったって、タップリ油を吸い込んだ茄子が
肉以上の満足感。
特に白茄子はとろけるほどクリーミー、
米なすも柔らかいながら茄子の風味もあり、
エリンギが少し歯ごたえを与え、
シシトウが、たまにピリッと刺激を与えてくれ
おろし生姜の入った汁が全てをまとめ上げてくれた。
残念ながら後に添える薬味がなかったのだが
お向かいさんが食べる間際に丁度青じそを下さったので
刻んで入れたら、もう至福のひととき。
食べ終わる頃には、まさにクーラーいらず。
(まぁ、数十分しかもたなかったけれど)
そんなオチで終わるのは何なので
真面目な結果を言うと、
ペルチェ素子はかなり有効なので
これを使ったネッククーラーは良い。
ただしファンはあまり期待できない。
充電できない状態で長時間使う場合は
外出時は、髪の生え際にヘッドバンド装着し
冷蔵庫で冷やすタイプの首輪を使って移動。
(徒歩、自転車、電車等)
移動先のクーラーの効いた室内で、
ペルチェ素子のネッククーラーを使う。
去年までは、冷蔵庫で冷やす首輪だけだったのだが
やはり一日仕事の時は効果が下がってしまったので
併用は良いかもしれない。
ただ、見た目や音を考えると
講座中は首輪にした方が無難かも。
それでも、職場に着いたばかりの時や
講座前の準備中は、ネッククーラーで集中的に冷やすと
その後の汗の出方が違うのではないかと期待する。