なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

楽しい事を考えよう

2024-09-27 07:32:08 | 家族

夫の熱も段々37度台から36度後半になる事もあり

順調な回復ぶりだと思う。

高血圧の基礎疾患があるし、コロナで重篤になる人が減ってきたとはいえ

やはり、心配だったのでホッとしている。

 

息子は、昨日に引き続き塾に行かずに帰ってきた。

夫曰く、塾の模試がふるわなかったのも要因の一つかも、との事。

今までは、本当に何もしてこなかったので

基礎的なことを勉強すればするほど、スポンジのように吸収したが

演習の段階に入ってきて、今まで頑張って来た人の一日の長が

ここにきて差として出てきたのかもしれない。

 

自分のIQが高いこと、今まではちょっと勉強すれば結果が出たこと、

それらが息子に悪い意味で自信になっていたのが

やはり大学受験というのは、もう、そんな多少の地頭の良さや

小手先などでは対抗できないのを実感したのではないか?

 

努力、勤勉こそが、大抵の社会生活においては

大きな果実をもぎ取れる要因なのだが、

最初に苦労せず、そこそこの実を食べられると

益々辛い事はしたくなくなるからね。

後は、息子もそうだが、我慢したり集中し続けるのが難しい特性もあるので

まぁ、今の結果は仕方が無いとも言える。

 

そもそも、自分の向上心と能力のバランスを保ちながら

最適解を出すのは、とても難しい事だが

息子のように、中途半端(ギフテッドほどではない)に

能力があると、それを引き出す能力に欠ける事を認めたり

諦めたりするのに時間が掛かる。

若いと特に未熟なので、この辺の折り合いは大変だと思う。

 

この凸凹さが大きければ大きいほど、

人生を生きづらくしてしまうのは自分も実感としてあるので

(まぁ、私は父のようなギフテッドでも

姉や兄ほどのIQの高さもないけれど)

「普通」である事の憧れが劣等感にならないと良いなぁと思う。

(そもそも「普通」とは何ぞや、ではあるが)

 

まぁ、息子の場合は、私と違って自分の能力に関しては

自信があるので「まだ、本気出してないだけ」系かもしれないが。

 

親としては見守る事しかできない。

(他は学校や病院や療育に繋げるくらい)

今の私にできるのは、美味しいご飯を作って穏やかに接する事。

 

今日も、時間の掛かるご飯・・・久しぶりに豚の角煮を作った。

美味しいと頬張る息子に、結局の所

「ご飯を食べられる、しかも美味しいと思えるなら更に大丈夫」と

思うしかない。

 

夜には大分回復してきた夫と、1階と2階で

互いにPCをにらめっこしながら、10月の遊びの予定を話し合う。

やっぱり、人生、楽しみがないとね。

 

親が明るい気持ちじゃないと、益々、子どもを暗くしちゃうしね。