心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第138回】【サンタ営業】岡田社長との思い出 ドロボー営業のわかりやすい実例~それは私でした(笑)~⑥

2018-05-23 10:16:59 | 日記

標題シリーズ6回目です。

いよいよ佳境に入ります。

ある後援会で出会った人と喫茶店に入り、

サンタ営業トークでその方が元気になり、

「てつてつさんぜひお願いします。」と契約された直後に

私が放った禁断の言葉「妻が喜びます!」

ですっかり冷めきったお客様。

「てつてつさん、この話やっぱりなかったことにしてください。」と言われた私。

サンタ営業トークで積み重ねたものが、

たった一言のドロボー営業トークで、無残にも崩れ去ろうとしていた。

しかし、私は、この人のために、絶対キャンセルさせてはいけないと思ったのです。

なぜなら、彼はとても苦しんでいたのです。

彼は、郵便局につとめていました。

配達業務が好きで、とてもその仕事に生きがいを感じておられた。

しかし、組合の責任者をやっていたときに、

ある人が営業の仕事に回されて苦しんでいるという話を聞き、

彼が身代わりになって、

自分がその方の代わりに営業職への転勤を希望し、

営業職に就くことになった。

しかし、もともと根が優しい彼。

配達業務は大好きだったが、営業、それも飛び込み営業なんてしたことがない。

やり方がわからない。押し売りなんてできない。

ピンポン押すのが怖い。仕事のやりがいも感じない。

彼はとても苦しんでいました。

とても誠実で、人の身代わりになって自分の苦手な営業の仕事を買って出てしまうぐらい、人に優しいその方。

このままでは苦しみ続けるだけだ。

絶対に、この人にはサンタ営業が必要なんだ!!

その優しい心を矛盾なく、営業に生かせるのがサンタ営業なのだから。

たった一言、私の放った一言で、彼が幸せになる縁を捨てていくのを

絶対に、彼のためにも見過ごすわけにはいかない。

自分のエゴで、お客様の幸せをつぶすなんであり得ない!!

買いっ気が冷めていく、彼の姿をみて、メラメラと闘志がわいてきたのです。

そこで、私は彼に

○○さん、さっき営業のトークがわからないと仰っていましたね。

そこを私、忘れていました。

よかったら、明日からの営業に役に立つように、

営業トークのポイントをお伝えできますが、いかがですか? 

もうお店も閉まっているので、私の事務所に来ませんか?

とにこやかに彼に投げかけたのです。

すみません。前回から全く内容が進んでいません。(笑)

ごめんなさい。

ただ、サンタ営業は形で追うものでもない、まずサンタさんとしての意識が大切だと思いますよ、

という私の思いをまずお伝えしたかったです。

サンタ営業はとにかく

「お客様のためになるんだ。お客様にお役に立つんだ。、お客様に協力するんだ。お客様を応援するんだ。」という意識が100%でなければいけないと私は思うのです。

99%ではありません。100%です。

99%では、それは0%と同じだと思っているのです。

100%サンタになるのか。それともならないのか。

そこを問われているように思います。

サンタ営業?愛と感謝の営業?お客様のための営業?甘いね。

私が、YSコンサルタントのスタッフ時代に、色々な一般のセミナーや講演会会場で、名刺交換の傍ら

サンタ営業を「営業」していた時に、よく言われた言葉です。

しかし、本当に甘いのでしょうか。

苦手な人、嫌いな人、クレームを言ってくるお客様、なかなか優柔不断で契約にいかないお客様・・・・・

こういう人すべてに愛と感謝100%で行くことが、果たして甘いことなのでしょうか。

こういう人全てに、愛と感謝100%で接することが簡単な事なのでしょうか。

いつも敵対し、対立してくる人に、一瞬にして親友になることができるのでしょうか。

どうしても自分の都合が出てしまう業とカルマを持っている私たちにとっては、

見方によっては、サンタ営業はとても厳しい営業だともいえると思います。

でも私たちは、『全て!全員!等しく!』真我である。満月である。無限である。

日常に起こる全てのことにおいて、その前提に立てるかどうか。

そこを問われていると思うのです。

100%、満月という前提に立って、愛と感謝の心で、周り全ての人に向き合おうとした時に

黄金の滝が、黄金の谷に流れ込んでくるのではないかと思います。

続きます。

ありがとうございました。