私が、2004年4月の佐藤学長の復帰講演会での佐藤学長との出会いが、なぜ号泣するほど感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。
私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。
その時に、初めて真理との出会いがあり、心の病に対して、真理からのアプローチで対峙してきました。
私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、
その後の佐藤康行学長との初めての出会いに、なぜ感動したのか、魂動したのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。
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前回から、続きます。
栄転した東京の新しい職場で、私は再び心の病となりました。
新しい部署での、経験の無い新しい仕事でした。
一から仕事を周りの人に教えて頂かないといけない立場でした。
なのに、前職で自分の担当部門が日本一になった実績からの今回の栄転に、すっかり私は傲慢になり過ぎていました。
既に、30歳を過ぎ、会社生活も10年目に入った時でしたが、その頃の私は、余りにも幼すぎたと今は思います。
周りからすっかり嫌われてしまい、立ち行かなくなり、再び心の病に陥ってしまいました。
どうしていいか、わかりませんでした。八方塞がりでした。
私は、お世話になったヨガの先生に指導を仰ぐ事にしました。
四国のヨガの先生のご自宅に、一ヶ月泊まり込み、寝食を共にしました。
朝6時に起き、ランニング。
普通に走るだけではなく、ジグザグに走ったり、後ろ向きに走ったり、走る方向、走り方も色々です。
簡単に言うと、前に向けて歩いたら、後ろ向きに歩く事でバランスが取れて、筋肉の偏りが無くなるそうです。
そして、自宅のリビングで即興のヨガのポーズの指導です。
心が内向きになると、猫背になり呼吸が浅くなります。そして骨盤や背骨がずれてきて、神経ホルモンの伝達がおかしくなり、便秘になったり、内蔵に異常が起こり、病気に繋がります。
ヨガのポーズで姿勢を元にもどし、骨盤背骨のずれを修正する事で呼吸が深くなり、重心が下がり、丹田に力が入る事で、生理的に心が落ち着いてきます。
そして、水風呂か水シャワーを浴び、1日をスタートします。
心と体は一つ。『心身一如』とヨガの先生は仰っていました。心は体に影響し、体は心に影響する。心と体はお互いに影響しあっている。
まず、体からのアプローチで生理的に心を落ち着かせていきます。
そして、朝の食事を抜き1日をスタートしていきます。
後は、折々に、ヨガの先生と対話していきます。
職場でどんな状況だったのかを報告し、個人指導を受けていきます。
その時の個人指導の内容は、私がもう二度と心の病にはなりようがない、人間としての快適な生き方についてでした。私のその後の人生の指針となる内容でした。
しかし、その真意がわかるのは、もっと先の佐藤学長との出会い、佐藤学長の元で真我の実践をするようになってからなのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。