前々回(第240回)から、続きます。
私に真理の道、そして心と体の真実を示して下さったヨガの先生
そして、
私に真我を体感させ、真我の実践の方法を示して下さった佐藤学長
私が心から尊敬する2人の師から言われた
『心の師は1人』を意味する言葉。
私は、素直にその言葉を受けとれませんでした。
それには、もう1つの理由があります。
2人の師が共に、病気の真実を示してくれていた事です。
ヨガの先生も佐藤学長も、
ガンを始め医者が見放した病気が奇跡的に回復した人が、
数えきれないぐらい居る
という事実がある。
そもそも、
病気とは何か。
病気の真実は何か。
一言で言うと、多分に言葉足らずではありますが、
病気は天からのプレゼント。有り難きものだ。という事を
お二方とも実証で証明されていたのです。
当時は、佐藤学長が病気からのリハビリ途上でもあり、
自らの体の体験を通して、
体と食事のコンテンツを、発信し始めていた時期でもありました。
佐藤学長ご自身が病気になった事をきっかけに、
体の事、食事の事にも着目し始めたのです。
実際に、武道や身体操作の動きを取り入れた真我道というクラスが始まり、
ダイエットヨガ教室、真我食等のコンテンツが
次々と佐藤学長から産み出されていた頃でもありました。
一方で私は、佐藤学長とお会いする以前に、
ヨガの先生の元で病気の真実を学び、
何人もの方が、医学では考えられない奇跡的な回復をされていくのを目の当たりにしてきました。
ヨガの先生から、病気がどのように治っていくのかを事実実例、証拠と証人を通して私は学ばせて頂いたのです。
病気は、体のアンバランスを教えてくれる有難いもの。
もとに戻ろうとする働きである。
その生命の欲求に協力すれば病気は消える。
ヨガの先生は、心と体を総合的に指導されていました。
病気の原因は、食事、姿勢、呼吸、排泄、心の5つしかない。
この5つを正せば良い。
特に神経が大切。
心と神経とホルモンと血液と骨格と筋肉は同じものだと仰っていました。
目の前の人の、心の状態や骨格の状態をパッと一瞬で把握し、即興でその人のためのオリジナルのヨガのポーズを次々と指示し、心の指導もされる。
ヨガの先生は、まさに医学を完全に網羅し、精神世界の賢者や宗教人のレベルを、はるかに越えていました。
さらに言うと、医学の考え方とは真逆でもありました。
スピリチュアルや宗教の教えとも全く違いました。
何人かの医者がヨガの先生の元を訪れましたが、
ヨガの先生と話をしていくと、真理と真実を突きつけられた医者は、
最後には何も言えなくなってしまいました。
ヨガの先生は、真理から体の細部、内蔵、骨格、ホルモン、血液、筋肉、体の関連部位、全てに精通し、どんな難病の方にも対峙されていました。
佐藤学長が、リハビリ過程で、真理からの医療を本気でやろうとしているのなら、ヨガの先生のやっておられる事を参考にして頂けるのではないか。
そう、私は思ったのです。
また、ヨガの先生は体の事にも精通していましたが、
病気の原因の90%以上は『心』だと断言していました。
病気の原因は心が大部分を占めるのだ。
体の原因は10%以下でしかないと明言されていたのです。
佐藤学長は、その『心』一点、真我の目覚めに特化してやっている。
事実、真我開発講座の受講生でも、さらに佐藤学長と面談しただけの人でも、ガンを始め、難病から治癒した人が数えきれないぐらいいる。
真我の目覚めという劇的な心の変化をきっかけにして、病が消えていくのです。
その心と体の関係を、佐藤学長も、より具体的に証明しようとしているのだと思ったのです。
だったら、その答えを持っている人がいる。
答えまで行かなかったとしても、ヒントにはなるはずだ。
今、真我の医療を、佐藤学長は打ち出しており
その先駆けとして、佐藤学長は『YSこころのクリニック』を開院し、
真我の医療を精神医療の分野からスタートされました。
そのルーツは、
佐藤学長が病に倒れ、医者の言葉に絶望し、ご自身自ら、真我道、ダイエットヨガ、真我食等のコンテンツを産み出した、
この時期にあると私は思います。
最近、佐藤学長は量子力学の先生等の科学者とのジョイント講演をやったりしています。
その先生方の話も分かりやすく素晴らしいですが、
あくまでも学問の範疇であり、真理には届いていない感じがします。
佐藤学長の真理には、はるかに及ばず、似て非なるもの、次元が違うものに感じます。
だからこそ私は、佐藤学長とヨガの先生を引き合わせなければいけないと思ったのです。
その気持ちは、手前味噌ながら、使命感に近いものでした。
しかし、あくまでも私個人の思いでしかありませんでした。
お二方を繋ごうとしましたが、色々紆余曲折し、誤解が誤解を産み、それは叶いませんでした。
そして、私自身の事、足下のことに目を向けざるを得なくなってしまいました。
二人の師から向けられた言葉が、とても苦しくなりました。
そして、私は決断したのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。