私が、2004年4月の佐藤学長の復帰講演会での佐藤学長との出会いに、なぜ感動したのか、そのバックグランドにある私の過去について書いています。
私は、佐藤学長と出会う前に、心の病になり、何度も繰り返しました。
その時に、初めて真理との出会いがあり、心の病に対して、真理からのアプローチで対峙してきました。
私が、心の病に、どのように対峙して、回復への道をたどったのか、
その後の佐藤康行学長との初めての出会いに、なぜ感動したのか、魂動したのか、少しでもご参考になれば嬉しいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前回から続きます。
三度、私に訪れた心の病。
四国のヨガの先生の門を再び叩き、ご自宅に泊まり込み指導を受け、休職して一ヶ月半後に、私は職場復帰したのです。
休職中に、転勤辞令が出ており、新しい部署に配属になっていました。
当時の事を、よく思い出せないのですが、
何と、わずか一週間で働けなくなってしまいました。
心が内にこもってしまい、誰とも会話ができないのです。
話しかけるのが怖く、話しかけられるのが怖いのです。
自ら、今は働くのは無理だと判断し、精神科に行き、『抑うつ状態、3ヶ月の休養を要す。』との診断書を医師に書いてもらい。
再度、会社を休職することになりました。
何もできませんでしたが、とにかく働くのは無理だという事だけは変な自信がありました。
今の自分自身の等身大の心の状態を客観的に見れるようにはなっていましたが、どうすることもできず、休職しました。
ヨガの先生に指導を仰ぐこともやめました。
指導を仰いだところで、結局は自分次第だというのが、ヨガの先生に指導を仰いだ私の結論でした。
どんなに、真理の話を聞いたところで、その話を聞いている私の心が固まってしまい、何も心に入ってこないのです。
行動しようにも、心がピクリとも動かない状況では、行動もできませんでした。
何をすれば、心の病から回復できるのか全く見当がつきません。
ただ1日、朝起きて、食事して、夜寝るという生活が始まりました。
何もできませんでした。
このままの生活を続ける訳にもいかない。でも、どうしようもない。
時間だけが経っていきます。
もう社会復帰できないのではないか、生きていけないのではないかと、どんどん不安が増していきます。
何かしなければと思いました。
催眠療法や、内観法、モーツァルト音楽療法等の書籍に触れ、潜在意識レベルからの治療ができると書いてあったので、
この3つの全ての療法を受けてみました。
かなり費用がかかりましたが、私には全く効果がありませんでした。
結局、職場の人間関係の中での自分の処し方がわからないので、職場でやっていけるという確信が得られず、不安が消えないのです。
不安が消えないので、前に進めない、動けないのです。
朝起き、自転車で街に出て、大きな本屋さんで精神世界の本を立ち読みしては、ラーメンを食べて帰る。
そんな毎日が続きました。気付いたら、休職してから半年以上経っていました。何も変わっていませんでした。
そんな、ある日、いつもの本屋の精神世界のコーナーで、ある書籍が目にとまりました。
それが、佐藤学長の書籍だったのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。