ルナッティクドーン開かれた前途（Win95初版）で生涯に１００人の美処女を妻にする妄執に囚われた男の話。第４章第４話

まず、ここまでのおさらいで、この英雄と悪魔の顔持つ主人公弩外道の生い立ちからお話ししますね。

弩外道はとある貴族と平民の間に生まれた子供です。

いわゆる庶子と言うやつです。

彼の運命の転機が訪れたのは、わずか３歳の時でした。

母が病で急死したために、父親の貴族屋敷にひきとられたのですが、彼の母に夫を奪われた正妻の病的な虐待に甘んじる事となったのでした。

こうして、女性を真の意味で愛せない男が誕生したのでした。

１６歳になり、冒険者として独立するにあたって、義母の虐待からのがれたものの、彼の中に正義の心と悪の心が共存してしまったのでした。

正義の心は危険を顧みずに民衆のため竜や悪魔と数多く戦って倒し英雄の顔を持っていました。

いっぽう、彼の女性に対するおどろおどろしい想いは、結婚しても心も体も蹂躙しつくすと飽きてしまい、妻が自滅するのを幇助して、とうとう彼の犠牲にあって結婚し

て、身も心も踏みにじられてから死んだ女性は１３９人にたっしました。

ただ彼が愛した妻の中で２人だけは殺されることは無く、彼女達２人が、自分が傍にいたら彼をダメみしてしまうと考えて自ら身を引き離れていったのでした。

しかし彼も本物の愛を２回だけ体験したので、以前よりは大分マシになったのですが、今日も今日とて婚活ＰＴを立ち上げて被害者の記録を伸ばすつもりのようです。

これが、今まで弩外道が犯してきた結婚した妻と見殺しにしてきた人数です。



婚活ＰＴを組む前に、地域最強モンスターである恐竜が出現したので、ソロ討伐に向かいます。



ダンジョンに潜って






無事恐竜を倒したのですが、５０％の確率でドロップする化金石は入手できませんでした。

街に帰ると民衆が歓呼して迎えてくれました。

善人の振り(-_-;)弩外道は表向きは英雄、裏では強盗の妻殺し、冒険者のカスです・・・・・

さて、新たな婚活ＰＴを結成するために、バイラーダスの４ケ国をくまなく巡って美しい若い女性冒険者を勧誘しようとしたのですが、弩外道が既にそういう条件に該当する女性冒険者を勧誘して、妻にしハネムーンの後、見殺しにしまくったので、条件を満たす若い女性冒険者がほとんどいなくなってしまいました。

冒険に誘える各都市、街、村の宿屋の酒場にいる冒険者は、男かおばあさんばかりになってしまいスカウトは難航しました。

一応このはまり状態から抜けるには各街の広場に居る、冒険に勧誘できない冒険者を殺戮しまくれば、システムはＮＰＣ冒険者を２５５人にしようと新規生成するので、それから勧誘するって裏技もあるんですが、今回はその手を使いません。

弩外道は婚活ＰＴをその目的に合わせ英雄である自分に好意が集まるように全員に思わせぶりに振る舞い、好意は自分が独占し、ＰＴメンバー同士は恋のライバル関係になるようにＰＴを率いてきたのですが、今回は人数も集まらないし、真面目に善のＰＴとし、メンバー同士も和気あいあいと過ごせるようなＰＴ運用に始めて挑戦しました。

と、いう事で今回の善の冒険者ＰＴは、こんなメンバーになりました。



受けた依頼は、これ



ダンジョンにもぐって・・・



ダンジョンＭＡＰは結構ふくざつ。






依頼達成、報酬は人数割りでやまわけです。

そして、モンスター退治依頼を求めて旅立つのでした・・・


『あなたの旅が素晴らしいものになりますように～♪』