「花嫁のれん」という番組(再放送)を時々見ている。
今日は、お得意さんが、煮物の味がいつもと違うということから話が始まった。
板前も女将も、何が違うのかわからない。
大女将に教えを請うことになった。大女将は部屋に入り、間もなくわかった。
床の間に飾ってある花が、匂いの強い花であった。お得意さんは、香屋の主人。
匂いに敏感だから、いつもと同じ味付けでも、何か違うと感じたのだろうという。
そのような気づきは、どうしたら身につくのか。
改めて女将は大女将に教えを請うことになった。
お客に最高のもてなしをするため、常に神経を研ぎ澄ませている結果として、
経験の蓄積があり、自然と身につくものであるという。
ウォーキングでも同じことがいえる。
会員を客と見立てるのもどうかと思うが、より良い対応をするにはどうするか。
最高とはいわなくても、より適切な対応をしていきたいとは思う。
安全、健康、楽しさなどを、より良く統一して方向付けできれば良いと思う。
その場の状況に、よりふさわしい対応が瞬時に判断できることが望ましい。
16年もやっていてもまるで身につかない。
「気づき」というのは、天性のものではないだろうか。