アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は就任以来、一連の経済改革を実施してきた。その核心は、共産主義的な経済モデルを脱却し、市場経済化、自由化、私有化を推進することにある。2024年には、消費や投資が増加し、農業や鉱業の輸出が引き続き力強い成長を見せている。
ミレイ氏がアルゼンチン大統領に就任して1年、同政権の成果は顕著だ。2024年第3四半期にはGDPが前期比3.9%増加し、長らく続いた経済危機が緩和されつつある。消費や投資の増加が続く中、農業・鉱業の輸出も引き続き好調である。JPモルガンは、アルゼンチン経済が2025年には5.2%成長すると予測している。
興味深い事に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの株式市場も活況を呈しており、2024年には世界で最も好調な市場となった。S&Pメルバル指数は160%以上の上昇を記録し、他の先進国や新興国の株式指数を大きく上回った。さらに、アルゼンチン国債の価格も大幅に上昇し、外貨建て債券の総リターンは約90%に達している。
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