JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

第17回総会・記念イベント

2015-06-27 | JUON NETWORK総会・主催・協賛
2015年6月27日(土)~28日(日)に、
大阪大学(大阪府豊中市・大阪市・京都府亀岡市)で
開催した第17回総会・記念イベント 「なにわ発☆JUON未来塾」の報告です。

202名の方にご参加いただきました。


事務局より


■第17回総会
 今年の総会・記念イベントは、大学生協・全国環境セミナーとの4回目の合同開催となりました。昨年から、総会を午前中に行わず、大学生協側の参加者には傍聴いただかなくなり、今回も大学生協のプログラムと同時並行での実施でした。そのため総会自体の参加者は傍聴者も含め55名です。出席数は委任状を含めて160名を超えました。生源寺眞一会長の挨拶の後、事業報告と決算、事業計画と予算、役員選任が提案通り議決されました。役員は任期途中ですが、理事3名の辞任があったため、新たに3名を選任しました。

■記念イベント&全国環境セミナー・懇親会
 総会前の合同開会式では、主催者である大学生協側の峰田実行委員長(東北大学生協専務理事)、JUON側から生源寺会長が挨拶、また、大阪大学馬場副学長からもご挨拶いただきました。総会をはさみ、大学生協側の企画である「環境問題を知る時間」「大阪大学生の活動報告」に参加。その後、テーマセッション、懇親会となりました。

■2日目:JUON未来塾・オプションツアー
 2日目午前は、分科会の時間が2タームありました。1ターム目、JUON関係では、「森林の楽校・樹恩割り箸」を紹介する分科会を行いました。樹恩割り箸は、徳島・セルプ箸蔵の職員から、また、森林の楽校は、「清流の森」「キノコの森」両実行委員長の学生からの紹介です。その後の2ターム目には、佐藤敬一理事による「企画づくり」の分科会を行いました。
 なお、今回は今後のJUONの活動について、じっくりと議論する場を設けることにしており、「未来塾」と題した2ターム通しの分科会を行いました(※以下参照)。4グループに分かれて、現在の課題を出し、班ごとに幾つかの課題に絞って、具体的な解決策を考えました。大学生協・環境セミナーは午後も続きましたが、記念イベントとしては、お昼で終了となりました。その後、オプションツアーを実施しました。
 環境セミナーとの共催も4回目となりました。今回は、大学生協側の企画に参加する時間も多くありましたが、その時間に、JUONの独自のプログラムを行ってもよかったかもしれません。合同開催を4回続けたことによって、今後の開催のあり方が見えてきました。次年度に活かしたいと考えています。



※会誌95号「活動ピックアップ」より
「JUON未来塾~第17回総会・記念イベント~」

 大学生協・環境セミナーとの共同開催が4回目となった、今年の総会・記念イベント。2日目の午前は分科会の時間が2タームありましたが、JUONでは「未来塾」と題して、午前中通しの分科会を持ちました。

■目的と参加者
 今回の大学生協環境セミナーは、フィールドワークやオプションコースは実施せず、座学で学び、議論する内容となりました。そこで、総会実行委員会において、記念イベントの企画についても、全国から会員が集まる総会の場で、JUONの課題や今後の活動についてもじっくりと議論することにしました。
 参加者は、大半が関西中国地域ブロック世話人でしたが、関東甲信越地域ブロック世話人、関西ヤングジュオン、東京ヤングジュオンなどの会員や、団体会員、生教職員の方です。後半からは、1ターム目の分科会で、「森林の楽校」の報告が終わった若手も加わり、総勢35名でディスカッションを行いました。
 年齢や地域に配慮した4班に分かれ、最初にJUONの課題について出し合いました。

■課題
 出された課題を似たもの同士でまとめ、報告していただきました。まず、1班からは「意識」「情報発信」「会員・参加」「活動」「受け入れ側の問題」「地域性・交流」。2班からは、「会のあり方」「イベントのあり方」「会員を増やす・続けるには」「世代」「ネットワーク・連携」「運営」。3班からは、「中坪(兵庫)の活動」「イベントの参加者」「インフラ」。4班からは、「活動」「多様な人材の広がり」「安全・技術のレベルアップ」「交流」「PR」「計画・資金」「高齢化」「活動場所」。
 様々な課題を出していただきましたが、時間に限りがあることもあり、班ごとに幾つかの課題に絞って、具体的な解決策を考えました。

■具体的な解決策
 1班は、3点について具体的に考えました。「情報発信」では、「世代によって情報発信の媒体を使い分けた方がよい」、「会員・参加」については、「学生は、自分が間伐した材でできたモノなど、モノをもらうのが嬉しい」、「活動の広げ方・活動内容のつくり方」では、「地域の祭りなどの行事に参加することで、地域での広がりが出る」「援農先のぶどう、お米などの試食フェアをやってはどうか」。
 2班からは4点、「会員を増やすために、会費を下げてはどうか。活動に参加していない会員に対して、『あなたの会費で活動が成り立っている』ことを強く伝えたい」。「青年リーダー養成講座だけでなく、40~50代などを対象の講座も行ってはどうか」。「大学生協におけるJUONの位置づけを、更に明確にしてもらった方がよい」。「東京の事務局職員は増えているが、関西に西日本を管轄する事務局職員を2名おいてはどうか」。
 3班からは、「30~50代の参加を増やすために、家族向けのツアーを行ってはどうか。関西中国地域の『野鳥観察会』や『町並みと民家を訪ねる会』を外部向けにする。ヤングジュオンの活動場所の散策ツアーもいいのではないか」。「中坪との交流は、参加者を外部の家族世代にも広げれば、もっと活性化につながるのではないか」。「学生との交流について、『キノコの森 森林の楽校』(京都)は大学生協の学生委員が主体となっている。学生主体の企画を取り上げれば交流が増える」。「JUONの地域ブロック間の交流について、ヤングジュオンが各地の森林の楽校にお手伝いに行けばよいのではないか」。
 4班からは、「高齢者と若者の中間の層をターゲットにすべき。乳幼児を抱えた家族が、楽しんでもらえるメニューを、私たちがつくるのではなく、参加してもらって自分達でつくってもらう。地域のお年寄りは、自然のものを活かす知恵をたくさんもっているので、それをメニュー化してはどうか。美味しい食と結びつける」。
 今回出された意見は、理事会などで検討していきたいと考えています。

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