そばの里 森林の楽校２０１３秋９月

９月２１日（土）～２２日（日）に
富山県南砺市利賀村で行われた
「そばの里　森林の楽校」の報告です。

８名（内地元４名）の参加がありました。


参加者の声


生命力あふれる利賀

この度初めてJUON NETWORK様が開催されているプログラムに参加し、
富山県南砺市利賀村を訪ねました。北陸訪問、自然の中での生活、そば打ち、
そのどれもが人生初の経験だったため、共に参加されていた経験者の方、
現地の方に丁寧に指導してもらいながら、1つひとつの行程を進めていきました。

村に着くやいなや、ブナ自然林を擁する山々と冷たい湧水が僕たちを出迎え、
残暑で火照った体をクールダウンさせてくれました。
その後、山道の草刈りのため道具を研磨し、ブナ林の中で作業を行ないます。
夜は宿のご主人特製のどぶろく、村の川魚や山菜を使った料理を
美味しくいただきました。

翌日は山道の入り口脇に簡易の仮設トイレを設置し、
利賀の演劇祭に供される屋外演劇場を訪ね、そしてそば打ち体験を行ないました。

足元が悪い中での作業は最初こそは慣れず、当初の予定通りに進みませんでしたが、
自然の中で生き、自然をうまく利用するためには必要なことなのだと実感しました。

また、利賀という地域について様々な方からお話を伺い、
ブナ林とそこから湧き出る水を利用してそばなどの農作物を栽培し、
さらに村独自の取り組みとして外部の劇団を招き、
豊かな自然を背景とした演劇祭を開いているとのことです。
自然の恵みと地域住民の知恵を上手に組み合わせたこうした生産活動、
経済活性化を実際に見て学び、僕は利賀の力強い生命力を感じ取りました。

このプログラムを企画してくださった皆様、利賀の方々、
そしてボランティア参加者の方々、ありがとうございました。
必ずまた何らかの機会に利賀を訪ねます。