10月9日(日)に富山県南砺市利賀村で行われた「そばの里 森林の楽校」の報告です。
7名(内地元4名)の参加がありました。
参加者の声
時雨やみぞれが間近に迫りつつある時季、今年最後の湿原保全整備に行ってきました。
東京の皆さんも当初参加予定でしたが、このところの大雨や土砂崩れの影響で急遽取り止めになり、総勢7名の作業となりました。
道中、林道復旧工事箇所がいくつか確認できました。
作業終了後、湿原全体を見渡しながらの昼食弁当は格別でした。
標高1,400mの湿原は少し色づき始め、秋を感じました。
湿原入口付近の葦が視界を遮る程に伸びていましたが、ブナ原生林の山々に囲まれているので、湿原の広さを見極められます。
また、冬には5m以上の雪が積もるので葦は押し潰されて消えてしまいます。
そこに雪解けと同時にミズバショウが一斉に開花するわけです。
その景色を想像すると刈り払い作業にも力が入りました。
四季を通して100種類以上の草花が咲くと言われています。
その代表格が、6月のミズバショウとリュウキンカ、カタクリの花、7月のニッコウキスゲとイブキトラノオ、8月のオニシモツケにマルバダケブキ、バイケイソウの大群落、それにホソバトリカブトです。
まさに高山植物の宝庫です。私は林道沿いのソバナの花が大好きです。
春先のヒメイチゲ、ミツバオウレン、サラシナショウマ、ネコノメソウ、オオバキスミレ、サンカヨウ、ニリンソウ等々も私たちを癒してくれます。
近年大雨による土砂の流入により、湿原の乾燥化が進み、水の流れも変わっています。
ミズバショウの根が大好物のイノシシが掘り起こして平らげ、惨憺たる状況でした。
森林管理署他の関係者の知恵と努力により、水堰の設置(谷止工)やワイヤーメッシュの敷設によって劇的な改善が見られます。
自然は生き物であり、木目細かく見守っていく必要があると感じた次第です。
メンバーの加齢化、高齢化が進み、刈り払い等の保全作業がきつくなっています。
幸い麓から湿原までの約30kmは、林道を車で移動できるので、私でもまだ動けます。
若い人々の参加が待ち望まれます。
7名(内地元4名)の参加がありました。
参加者の声
時雨やみぞれが間近に迫りつつある時季、今年最後の湿原保全整備に行ってきました。
東京の皆さんも当初参加予定でしたが、このところの大雨や土砂崩れの影響で急遽取り止めになり、総勢7名の作業となりました。
道中、林道復旧工事箇所がいくつか確認できました。
作業終了後、湿原全体を見渡しながらの昼食弁当は格別でした。
標高1,400mの湿原は少し色づき始め、秋を感じました。
湿原入口付近の葦が視界を遮る程に伸びていましたが、ブナ原生林の山々に囲まれているので、湿原の広さを見極められます。
また、冬には5m以上の雪が積もるので葦は押し潰されて消えてしまいます。
そこに雪解けと同時にミズバショウが一斉に開花するわけです。
その景色を想像すると刈り払い作業にも力が入りました。
四季を通して100種類以上の草花が咲くと言われています。
その代表格が、6月のミズバショウとリュウキンカ、カタクリの花、7月のニッコウキスゲとイブキトラノオ、8月のオニシモツケにマルバダケブキ、バイケイソウの大群落、それにホソバトリカブトです。
まさに高山植物の宝庫です。私は林道沿いのソバナの花が大好きです。
春先のヒメイチゲ、ミツバオウレン、サラシナショウマ、ネコノメソウ、オオバキスミレ、サンカヨウ、ニリンソウ等々も私たちを癒してくれます。
近年大雨による土砂の流入により、湿原の乾燥化が進み、水の流れも変わっています。
ミズバショウの根が大好物のイノシシが掘り起こして平らげ、惨憺たる状況でした。
森林管理署他の関係者の知恵と努力により、水堰の設置(谷止工)やワイヤーメッシュの敷設によって劇的な改善が見られます。
自然は生き物であり、木目細かく見守っていく必要があると感じた次第です。
メンバーの加齢化、高齢化が進み、刈り払い等の保全作業がきつくなっています。
幸い麓から湿原までの約30kmは、林道を車で移動できるので、私でもまだ動けます。
若い人々の参加が待ち望まれます。