JUON NETWORK イベント報告

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白神山地 森林の楽校2024

2024-10-19 | 白神山地 森林の楽校
10月19日(土)〜20日(日)に行われた「白神山地 森林の楽校」(秋田県藤里町)の報告です。
11名(内地元9名)の参加がありました。

参加者の声

 1泊2日という短い期間ではありましたが、簡単な林業体験と、廃校を利用した宿泊施設を活用した、自然の学校のような施設を運営して、自然に触れ合い、自然の大切さを教える方たちの情熱を知ることができて、とてもいい体験ができました。

 元々登山を通じて、自然の良さを知っている中で、白神山地という世界遺産にも登録されている貴重なブナ林に岳岱で触れることができたことや、ブナの寿命や、これまでの白神山地が世界遺産に登録される経緯を知ることができ、人の強い意志により登録が実現し、今も貴重な森が人によって守られていることがとても印象的でした。

 その自然を今でも守ろうとする校長や地元の人の取り組みも素晴らしく、自然が素晴らしいと感じられる場所を残すこと、維持することは次世代にその自然の大切さを繋げられる貴重な地域ならではの意識だと思いました。

 山梨や神奈川、北海道などでは水源のある貴重な土地が外国人に買われたりしていますが、森や水源を守ること、残すことがとても大切であることや、原生林の保水を無視した伐採が災害を生むこともあるし、また、森を育むことで大地へ流れる栄養分が川へ流れ、大地を豊かにし、海を豊かにするというサイクルを、まだ理解していない人たちに伝えることのできる貴重な場合だと思います。
太陽光パネルを山に設置することも真剣に考えてもらいたいですね。

 「白神山地 森林の楽校」では自然が豊かであれば、その栄養素で人の体も、森の波動で心も豊かになることを多くの人に知ってもらえる場所ですね。

 晩御飯や、朝ごはんも豪華で地場のきりたんぽや、キノコなどなど、色々準備して頂き、地元の人の温かさも含めて、楽しく体験することができました。

 先月、アメリカのカルフォルニアにあるヨセミテ国立公園へ行くことがり、300年ほどの杉の巨木がメインで多くの人が訪れていました。
白神山地のブナ林もクオリティとしては同等かそれ以上の価値があります。
価値ある森を日本人が触れて感じて認知してもらうこと、そして日本の自然は素晴らしいという価値観を持つことがとても大切だと感じました。

 藤里町は素晴らしい自然があり、良い人々と、おいしい食事もできる自然の豊かさが体験できる場所でした。
一人参加でのご対応ありがとうございました。
また色々お世話いただきありがとうございました。


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