白神山地 森林の楽校２０１２夏

６月１日（金）～３（日）に秋田県藤里町
で行われた「白神山地　森林の楽校」の報告です。

参加者は、１４名（内地元８名）です。


参加者の声


6/1～6/3開催の森林の楽校に初めて参加しました。

以前からJUON NETWORKで森林の楽校が各地で
開催されていることを知っていましたし、
みやぎインターカレッジコープでは間伐材を
利用した割り箸（南会津産の樹恩割り箸）を
全店で導入していることもあり今回参加しました。

1日目は夕方に現地入りしましたので、
森林作業をさせていただく山の持ち主の
斎藤さんとの懇談会でした。
山菜やヤマメなど地元ならではのお料理をいただきました。

宿泊先は「廃校を利用した…」と聞いていたので、
懐中電灯など用意して行ったのですが実は無用でした（笑）

2日目には、楽しみにしていた「田植え」の体験。
棚田での手植え後に田んぼ脇で食べた昼食の美味しかった事！
クレソン摘みは不作のため出来ませんでしたが、
栽培されている様子や自生しているのを初めてみました。

3日目に林業体験。実際に1本間伐しました。
倒した木の皮を剥いだり、薪割りもしましたが、
体力が無い女性でも可能な作業でした。

その後に白神山地入口にあたる岳岱（だけだい）
自然観察教育林でのブナ林の遊歩道を散策しました。

その時のブナ林の写真は自分のfacebookのカバー写真
にしています。

人為的影響を殆ど受けていない原生林が広がる世界遺産の
白神山地ですが、ガイドさんや地域の方の山に対する想いを
お聞きする機会が多くあったのも体験だけにとどまらず、
このツアーの良い所であったと思います。

2011年の大震災以降、「山」の持つ役割や重要性がより
言われるようになりましたが、実感することが出来る貴重な経験でした。

一人ひとりの出来る事は小さなことかもしれませんが、
多くの人が関わることやきっかけをつかむ事で
自然と共生した未来が開かれる…と感じることが出来た3日間で、
また、機会があれば参加したいと思っています。