JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

【関西中国】千種高原・雑木林整備

2009-01-21 | 関西中国地域ブロック
11月8日(土)~9日(日)に
兵庫県宍粟市で行われた、
「千種高原・雑木林整備」の報告です。
20名の参加がありました。


若杉天然林の入り口にて
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参加者の声[emoji:i-220]

「わあー寒い!」立冬を迎えた翌日の「里山整備」、
そこには千種の歴史を刻んだ懐かしい笑顔の出迎えがあった。
大きな囲炉裏に煖を用意してあり心まで温まる気遣いである。
 挨拶や説明の後、早速フィールドで間伐作業に入る。
ベテランの木山さんが、チェンソーを使っての妙技を披露・・
真に神業である。
私たちも各班に分れて作業に移るが、
手鋸で小枝を切るのが精一杯、ゴシゴシ、汗がタラタラ。
鳥羽さんが「一人で切って見る?」と一本の樹に
受口・追口を入れてくださり、
調子者の私は早速、鋸を引く・・・・途中息も絶え絶え、
意地を張りすぎたことに、少々後悔しながらも強引に貫いた。
精魂尽き果てたところへ、柿の差し入れ、
皮ごとがぶり! 
甘い! 
皮ごと食したのは初めて、なんとも、美味であった。
 夜は食事をしながらの「ワイガヤ会議」、
久しぶりの交流会は本音トークが飛び出し、実に心地よい。
言葉自体、活きた教科書である。
翌朝は岡山・鳥取の県境「若杉天然林」
標高1206m落差が険しいため、
足腰を痛めている人やメタボを感じている人は、
鎌研ぎの名人 久古研究所にて見学。
 私たち9名は理事の上山さんのご案内で登山と散策。
樹木の種類などを聞きながら山頂を目指す。
私は昨日の間伐で、たった1本の樹との戦いでの後遺症。
心臓パクパク足の動きが重く感じた。
それでも、心ある人たちのおかげで
何とか頂上まで、たどり着くと、眼下は眩いばかりに染まり、
連山銀錦のごとく、特にウリハダ・カエデの赤が
燃えるような落ち葉となり、脳裏に焼きついた。
さて、「里山整備」といっても所詮素人、
役立っていると自惚れることはないが、
千草の作業で人と人との繋がりを感じることができ、
たまらなくうれしいことではあった。
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