清流の森 森林の楽校２０１５

９月５日（土）～６日（日）に
兵庫県宍粟市で行われた
「清流の森　森林の楽校」の報告です。


５７名（内地元７名）の参加がありました。


参加者の声


今年の清流の森では、"【体験版】おいでよ！ふれあいの森林（もり）"をテーマに
2日間、里山の自然と触れ合いながら作業体験を行いました。


1日目は各班に分かれ、間伐、竹伐採、草刈り、炊き出しを行いました。

間伐は、毎年この企画の一番目玉の作業で、
樹恩スタッフの指示のもと手鋸やロープを使って行いました。
「思っていたより大変でした。」「初めて立ってる木を切りました！」
など楽しそうな声をいただきました。

竹伐採は、2日目のそうめん流しに使う材料を切り出し、加工しました。
流す樋を作るのに節を一つ一つ丁寧に取り除くため、
みんな真剣な表情を見せてくれました。

草刈りでは、この清流の森の活動地である中坪の方々と一緒に
畑周辺の草を草刈機を使って行いました。
なかなか普段持つことのない機械に触れ、不安な顔も見られましたが、
慣れてくると楽しそうに草を刈っていました。

炊き出しでは、昔使われていたお釜でご飯を炊きました。
初めはなかなか火がつかず大変でしたが、
ふっくらと美味しいご飯が炊けました。
炊けたご飯はおにぎりにしました（おこげをつまみ食いしながら）。

作業が終わり、夕食は恒例のBBQを中坪の方も呼んで行いました。
お酒を飲みながら（未成年はソフトドリンク）中坪の歴史や、
中坪の方々の地元愛等たくさんお話しすることができました。


2日目は生憎の雨でしたが、テントの下で流しそうめんをしました。
前日に切った竹で器を作っていたのでみんなでやすりをかけたり、
空いた時間でクラフトを行いました。
間伐材や枝、どんぐり等を使い、皆思い思いに作っていました。

今年の流しそうめんでは、タレを豊富に揃えました
（マヨタマ、柚子胡椒、カレー粉、カルボナーラ風、梅等）。
初めてそうめんつゆ以外のタレでそうめんを食べましたが、
どれも美味しかったです。

午後になると少し晴れてきたので短めの散策も行いました。
集落内の神社や祠などを見て回りました。


この二日間を通して、
多くの学生や社会人の方が興味を持ち、来てくださった事に感謝します。
中坪の方もとても温かく迎えてくださいました。
私自身も今回で3回目の参加となりますが、
年を重ねるごとにもっと中坪の事が好きになっており、
これからもそういう人が一人でも増えてほしいなと思います。

最後に、この記事を見て少しでも興味があるなと思った方は
是非、来年も開催する予定ですので、参加してみてください。