叱らなくてもよい子育てを…と思っていても、イライラすることもありませんか?
子どもの行動に原因があるかもしれないですね。
その困った行動にイライラしてしまう?
モンテッソーリ教育を知っている方なら、
「それは、敏感期だから」と思えるかもしれないですね。
環境を整えてみたり、工夫していらっしゃるかもしれないですね。
買い物に行くたびにダダコネをしてしまうなど、
どうしてもその行動をやめさせたい場合は、↓こちらも参考になります。
発達心理学(認知行動療法)の講習を受けて
分かってはいるけれど、それでも、どうしても、イライラしてしまう…
そんなとき、それは、もしかしたら、睡眠不足が原因かもしれません。
先日、息子と出かけ、科学雑誌を見ていたとき、ある内容が気になったので調べてみました。
「ウィークデイに相当するわずか5日間の睡眠不足により、ネガティブな情動刺激(他人の恐怖表情)に対する左扁桃体の活動が亢進することが分かりました。一方、ポジティブな情動刺激(幸せ表情)に対する扁桃体の活動性は変化しませんでした。」
これは、2013年2月14日に発表されたものですが、
詳細は、↓こちらをご覧ください。
国立精神・神経医療研究センター・三島和夫部長らの研究グループが、
睡眠不足で不安・抑うつが強まる神経基盤を解明
睡眠がとても大事なことが分かります。
よく寝てくれるお子さんならお母さんも夜しっかり眠れるでしょうが、
夜中の授乳が頻繁だったり、夜泣きがひどかったりすると、
お母さんは、毎日寝不足状態・・・
ちょっとしたことにもイライラしてしまうこともあるかもしれません。
大変なときは、昼間お子さんとお昼寝したり、ちょっと手抜きをしたり、
誰かに手助けしてもらって、睡眠を確保できるといいですね。
お父さんもお仕事でお疲れでしょうが、
一日お子さんと一緒にいるお母さんも結構疲れるのです。
もし、お父さんがお読みになっていらっしゃったら、
奥様をいたわってあげてくださいね。
お子さんにとっても、プラスになることだと思いますよ。
お母さんの代わりをするのではなく、
お父さんはお父さんの役割があるのですが、
ちょっと休ませてあげるとか、手抜きを許してあげるとか
※「父親の役割」は、こちらを参考に→「いのちのひみつ」
反対に、ご主人が睡眠不足の場合もあるかと思います。
思い切って、お子さんを預かってもらうこともいいかもしれませんね。
おじいちゃん、おばあちゃんがお近くにいらっしゃれば、お願いしたりできるでしょうが、
遠く離れている場合は、
自治体によっては、ファミリーサポート制度が充実しているところもありますし、
保育園での一時預かりや託児所、ベビーシッターなどを利用するという方法もありますよ。
息子が低学年のとき、同級生の中に、前の日にゲームしすぎて寝不足だと、
イライラして、八つ当たりしてくる子がいると言っていました。
お子さんの寝不足も、周りに影響しますから、年齢に合わせた睡眠時間が必要ですね。
2021年5月追記
「子育てで眠れないあなたに」(夜泣きドクターと睡眠専門ドクターが教える細切れ睡眠対策)
ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
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