息子のモンテッソーリ園時代、持ち帰ったものだけですが、記念に残しておきます。
モンテッソーリ園ってどんなことするの?
という方も、よかったらご参考になさってください。
↓年少3学期
年少の3学期から転園したので、ここからしかありませんが、
はさみのお仕事ばかりです。まだ、線の上からはみ出して切ってます。
↓年中1学期
はさみも少しずつ器用になっていて、ギザギザのようなものも切っています。
格子模様に細い紙を編みこんでいくお仕事も好きだったようです。
メタルインセッツという形をなぞるお仕事もよくやっていたようです。
まだ線が薄いです。
ひらがなを読むお仕事と、色ビーズ(1~9までの数字)のお仕事をやっていたようです。
下方に色ビーズと同じ色を塗るお仕事があるのですが、
家でも、自分で○と数字を書いて、塗っていたので、
パソコンで同じようなものを用意してあげたら、本当によくやっていました。
↓年中2学期
ギザギザに切るお仕事と糸巻き、ビーズの指輪のお仕事です。
持ち帰ってきたお仕事がこれだけなので、
感覚教具や言語教育、算数教育など持ち帰りできないお仕事を
よくやっていたと思います。
ビーズの指輪は、女の子はよくやっていたようですが、
息子が持ち帰ったのは、幼稚園時代、これひとつです。
↓年中3学期
メタルインセッツ、糸巻きに加えて、小さいシール貼りもあります。
ひらがなを読むお仕事やひらがな50音のゴム印を押す
お仕事もあります。
のり貼り、縫いさし1枚ずつありました。
↓年長1学期
ひらがなをペンで写すお仕事もしています。
絵日記も書いています。このころから虫の絵をよく描いていました。
↓年長2学期
左端は、対称地形というお仕事で、
「島と海」とか「湖と陸」などを色画用紙で作り、
下に説明文を自分で書いています。
その隣は、そのお仕事をしたという絵日記を書いています。
右端は、その前のものだと思いますが、絵日記の前段階で、
先生に描いた絵の説明をして、裏側に先生がその文章を
書いてくださっています。
はさみとメタルインセッツとひらがなのお仕事です。
メタルインセッツも図形の中に細く線を引いて、
色を塗ったりと細かいことができるようになっています。
算数教育のひとつ、へびあそびや切手あそびを
たくさんやっていたようです。
へびあそびは、色ビーズを使って足し算、引き算をします。
この時期は、足し算をしていました。
切手遊びは、数字のカードを使って、四則計算をします。
息子は、足し算、引き算をしていました。
↓年長3学期
国旗のお仕事をしています。
へび遊びの引き算、切手遊びの引き算、掛け算をしています。
卒園制作のぬいさしの前に練習したぬいさしも一つあります。
(あまりやらなかったようです)
好きだったお仕事は、地図のお仕事と算数のお仕事だったようです。
参観日のときに、へび遊びの引き算をやっていましたが、
細かいビーズを並べて計算したりするので、
根気と集中力が必要ですが、よくやっていてびっくりしました。
ただ、進み具合が遅かったため、割り算は、ご紹介だけで卒園となってしまいました。
そのあと、園と同じようにできないですが、
家で割り算の計算をやったりしていて、概念は理解しているようです。
息子は、宇宙の話が好きだったので、宇宙のお仕事もしたようです。
幼稚園時代、家庭では、ひらがなやカタカナを書いたり、
国旗の塗り絵や地図をよく書いていましたし、
足し算、引き算もよく書いていました。
やらせようとしたことはなく、時間があれば、楽しんでやっていました。
(本や紙など、できる環境だけは用意していました。)
充実した時間を送っていたのではないかなぁと今になって思います。
こうやって結果だけを見ると、「早期教育」と見られがちですが、
モンテッソーリ教育の場合は、詰め込み教育ではありませんし、
「今日は、これをやりましょう」と指示される教育ではありません。
環境が整えてあり、子どもが自分で選べるようになっています。
教師は、そのお仕事を子どもに紹介し、
子どもが、自分でできるように援助します。
また、覚えることや暗記を目的とはせず、概念を伝えたり、
これから出会うであろうたくさんのことの「種まき」をしています。
これからも、息子の興味のあることをサポートしていけたらいいな、
と思っています。