国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所が「新しいコンテナ苗生産方法の提案(2019.3.15)」のなかで、コンテナ苗の新たな育苗方法を提案しています。
飯石森林組合のコンテナ苗生産は、苗畑で一定期間育苗した幼苗をコンテナ苗の育苗容器(マルチキャビティコンテナ)に移植し、一定期間育成した後に山行苗として出荷しています。
コンテナ苗生産をより効率的に行うため、「新しいコンテナ苗生産方法の提案(2019.3.15)」で紹介されている新たな育苗方法のうち2つを実証することとなりましたので紹介します。
一つ目は、セルトレイに播種し発芽した毛苗をコンテナに移植する方法です。
既に播種して発芽していますのでそろそろコンテナへ移植することとしています。
2つ目は、小型プラグ苗を育成し小型プラグごとコンテナへ移植する方法です。
下の容器が小型プラグ苗を育成する資材です。(これに播種します)
培地が固まっており下に穴があいており、下から押し出すと取り出せます。
種子が入手できしだい播種して発芽後、コンテナへ移植することとしています。