・・・硫化水素自殺の記事を見て・・・

どうして、こう落ち着けないのでしょう。。。

ちょっと疲れてきました。

それに・・・
先日、とある古いアパートへ退去の立会いに行ったのですが、
借主不在で、結局何もせずに帰りました。


退去と言いましても、家賃延滞による強制退去だったのですけどね。
強制退去と言いましても、私共は何もしません。

家賃保証会社が→家賃の延滞が溜まると→期日を決めて、その当日
強制退去をさせるわけです。

それを一応見届けに行ったわけです。

「部屋に荷物とかあったらどうするのかな？」
と思い、保証会社の人に聞きましたら、全て処分するということでした。
車で運んでポイッということみたいでした。

・・・

外からうろうろと部屋の周りを見渡すと、一箇所大きな窓の鍵が開いてました。
そこで、
「ここ開いてますよ」と私が言いましたら、

保証会社の人もさすがに
「鍵を壊して入るのはいいですが、開いてたところから入るというのは・・・」
と躊躇し、借主本人も不在だし、ということで後日改めて鍵屋に開けさせる
ことになりました。

借主本人には、
退去日に荷物が残っていたら捨てますよ、
ということは、話をしていたそうです。
同意書もあると言ってました。

ようは、連絡は取れていたけど、退去日当日に住まいへ行くと不在だったという
感じでした。

どこへ行ったのかな？
もうどうでもいいやと出て行った？
今日がその日（強制退去）というのは知っているはずなのに・・・
外から部屋の中を見ると荷物はあるようだけど・・・

大きなビニール袋がいくつも置かれている。
どう見ても寝るスペースさえないくらいのゴミの量。
確かにゴミがいっぱいだけど、どことなくまとめて置いたような感じも。。。
生活用品が詰められている袋や壁から外された額縁。


気になりながらも、その場を離れたのですが・・・

その日、借主は硫化水素自殺をしていました。
（賃貸アパートの室内ではありません）
新聞やニュースで報道されていましたが、
まさかそのアパートの借主だったとはそのときは
思いもしませんでした。氏名は出ませんし。

いつかはまだ分かりませんが、荷物の撤去の立会いに行きます。


・・・

本当に贅沢もしていないのに貧しい人がいます。
国の保護や公営の住宅を旨く活用できない真面目で不器用な人が。

「死のう」「死にたい」
とこれなら生きていても何の楽しみがあるというのかと本気で思う
と感じるような状況の中にいる人の生活は、本当にぎりぎりのところ
で生きているというのが分かります。

はっきり言いまして、
「死んでラクになりたい」
そう思っても同情してしまいます。

でも・・・でもですね。
死んではいけないんです！

なぜか？
それは、スピリチュアルな話からというのもありますけど、
私は、
「収入が少ないのに借金までして贅沢し身を滅ぼしてもなお、国の制度や法律を
利用し、欲深く生きそしてまだ昔の豪遊の味が忘れられずに贅沢をしようとして
いる輩がごまんといる世の中なのに、死んだら損ですよ」と言いたいのです。

母親と二人で生きてきた。
この亡くなった方こそ生きる権利があったと私は感じています。

名前（氏）まで変えて、また借金をして遊ぼうとする者
車だけは、中古の高級車で一人前の姿をしているけど、懐はいつも金欠
同僚、友人、ご近所さん、皆からお金を借りて返さず、そして贅沢をする者

この厳しい世間をなめてなめ倒している輩もいっぱいいて、そういう輩が
のびのびと生きているのですから、それこそ生きないと損です。


・・・

亡くなった方には「ちょっと待って」
とはもう言えませんが、
命を絶とうと思っている人には、「とにかく生き抜こう」
「悪いこと（他人に迷惑をかけること）だけはせずに、あとは好きに生きて
みようや。どうせいつかは死ぬときが来るんだから」
と私は言いたいです。

今の私がそういう心境です。

あとは、飯田先生や江原さんの自殺したらどうなるかを、このブログで読んで
みてください。もし、死後、これらブログで取り上げている方々のおっしゃって
いた通りの「あの世の仕組み」だったなら「しまった！」と絶対に思うと思い
ますので、自ら死のうと思ったとき、少し立ち止まって考えましょうよ。ね。