金融広報中央委員会の調査結果から、
昨年度の2人以上の世帯での金融資産の保有額の平均は、1,078万円だった
そうです。
しかし、平均貯蓄とは、貯蓄額0円のAさん世帯と、貯蓄額が2,156万円
のBさん世帯との平均値を出すと、1,078万円になりますので、これでは
実態を掴むことが出来ません。
そこで、金融広報中央委員会は「中央値」での結果も公表しています。
中央値とは、複数の人から調査した結果、一番多かった回答(貯蓄で
あれば一番回答の多かった貯蓄額)をラインとする数値です。
中央値では、貯蓄額は400万円だそうです。
調査内容は、
土地、住宅、貴金属等の資産は除き、また日常的な出し入れ、引落し
に備えての部分は除くとした調査だそうです。
いわゆる、日々の生活のためのお金は除き、またすぐには換金できない
資産を除いた資産をどれくらい持っているのか調査したようです。
金融資産の種別で見ますと、
預貯金が55.3%、次いで債券、株式、投資信託等の有価証券は16.1%
生命保険(貯蓄性のある積立等)17.6%となっています。
また、
①金融資産を保有していない…30.9%
うち、残高が口座に無い(口座を持っていない世帯も含む)は42.1%
②金融資産を保有していると回答した世帯の平均保有額は1,615万円で
中央値は950万円
③保有目的は、
老後の生活資金…70.5%
病気や不時の災害への備え…63.7%
そして、
④借入金については、
借入金のある世帯割合…36.8%
うち、借入金の平均額は1,381万円
その中でも、住宅ローンの借入が大半で、
住宅ローンの平均額は1,324万円、中央値は1,000万円
なお、借入金が無いという世帯を含めての借入金の平均値は497万円
借入金の目的は、
住宅の購入・増改築…66.1%
耐久消費財の購入…24.7%
子供の教育・結婚資金…12.9%
だそうです。
・・・
これらの結果を見ますと、
将来に備えて貯蓄している世帯は、ある程度貯蓄していて、
全く蓄えをしていない世帯は、本当に何も持っていない、ただ
その日その日を生活しているだけという二極化が、調査結果から、
はっきりと読み取れますね。
そして、借入金も住宅ローンがある世帯では、保有資産よりも借金の
ほうが多いという世帯が多いです。
住宅ローンを借りたら、貯蓄<借金 になりますけどね。
借金がある世帯割合が36.7%ということは、借金が無い世帯は
63.3%もあるということになります。
これは、この調査に答えた世帯の年齢層にもよると思います。
20代後半、30代、40代の世帯は、住宅ローンを抱えている
世帯が多いと思います。
実態は「職場で話をしていると、多くの同僚や上司は住宅ローンを
抱えている」というのが、実社会の現状ではないでしょうか。
借金額はもっと多いと思います。
いわゆる消費者金融等で多重債務となっている世帯などは、この
ような調査には回答しない(回答など書いたり、応えたりする余裕
などない)でしょうから、借金額の平均はもっと高いとみています。
もちろん、多額の金融資産を保有している世帯も回答しない世帯が
あるでしょうけど、人間の性から見ると、資産を持っている人は
借金苦の人よりも、気持ちにも余裕があり、回答数は多いでしょう。
・・・
あるだけ使っていては、一向に貯まりませんよね。
やはり、「意識」して貯めないといけませんね。
昨年度の2人以上の世帯での金融資産の保有額の平均は、1,078万円だった
そうです。
しかし、平均貯蓄とは、貯蓄額0円のAさん世帯と、貯蓄額が2,156万円
のBさん世帯との平均値を出すと、1,078万円になりますので、これでは
実態を掴むことが出来ません。
そこで、金融広報中央委員会は「中央値」での結果も公表しています。
中央値とは、複数の人から調査した結果、一番多かった回答(貯蓄で
あれば一番回答の多かった貯蓄額)をラインとする数値です。
中央値では、貯蓄額は400万円だそうです。
調査内容は、
土地、住宅、貴金属等の資産は除き、また日常的な出し入れ、引落し
に備えての部分は除くとした調査だそうです。
いわゆる、日々の生活のためのお金は除き、またすぐには換金できない
資産を除いた資産をどれくらい持っているのか調査したようです。
金融資産の種別で見ますと、
預貯金が55.3%、次いで債券、株式、投資信託等の有価証券は16.1%
生命保険(貯蓄性のある積立等)17.6%となっています。
また、
①金融資産を保有していない…30.9%
うち、残高が口座に無い(口座を持っていない世帯も含む)は42.1%
②金融資産を保有していると回答した世帯の平均保有額は1,615万円で
中央値は950万円
③保有目的は、
老後の生活資金…70.5%
病気や不時の災害への備え…63.7%
そして、
④借入金については、
借入金のある世帯割合…36.8%
うち、借入金の平均額は1,381万円
その中でも、住宅ローンの借入が大半で、
住宅ローンの平均額は1,324万円、中央値は1,000万円
なお、借入金が無いという世帯を含めての借入金の平均値は497万円
借入金の目的は、
住宅の購入・増改築…66.1%
耐久消費財の購入…24.7%
子供の教育・結婚資金…12.9%
だそうです。
・・・
これらの結果を見ますと、
将来に備えて貯蓄している世帯は、ある程度貯蓄していて、
全く蓄えをしていない世帯は、本当に何も持っていない、ただ
その日その日を生活しているだけという二極化が、調査結果から、
はっきりと読み取れますね。
そして、借入金も住宅ローンがある世帯では、保有資産よりも借金の
ほうが多いという世帯が多いです。
住宅ローンを借りたら、貯蓄<借金 になりますけどね。
借金がある世帯割合が36.7%ということは、借金が無い世帯は
63.3%もあるということになります。
これは、この調査に答えた世帯の年齢層にもよると思います。
20代後半、30代、40代の世帯は、住宅ローンを抱えている
世帯が多いと思います。
実態は「職場で話をしていると、多くの同僚や上司は住宅ローンを
抱えている」というのが、実社会の現状ではないでしょうか。
借金額はもっと多いと思います。
いわゆる消費者金融等で多重債務となっている世帯などは、この
ような調査には回答しない(回答など書いたり、応えたりする余裕
などない)でしょうから、借金額の平均はもっと高いとみています。
もちろん、多額の金融資産を保有している世帯も回答しない世帯が
あるでしょうけど、人間の性から見ると、資産を持っている人は
借金苦の人よりも、気持ちにも余裕があり、回答数は多いでしょう。
・・・
あるだけ使っていては、一向に貯まりませんよね。
やはり、「意識」して貯めないといけませんね。
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