マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

ワイス博士の「ストレス・ヒーリング」より 我々の目的を考える

2006年11月17日 22時04分56秒 | ★書籍で探訪|他、大学教授や医師等の見解
ワイス博士の「ストレス・ヒーリング」PHPは、「聞く書籍」ですが、その中で
「ストレスを減らす3つの方法」というものが記されています。

詳しくは、本書のCDに聞きながら、ご一読ください。

ワイス博士は、身体、心、魂という3つの方向からストレスを軽減するように構成
されています。

1つ目は、身体からのアプローチ
2つ目は、心理的なもの
3つ目は、霊的なアプローチ

として紹介されていますが、この中の「霊的なアプローチ」の一部をご紹介いた
します。


ワイス博士は、「私たちの魂の本質と、私たちは何をここに学びにやってきたの
かを本当に理解した時、そして、私たちが永遠の存在であることを思い出した時、
ストレスから解放されるだけでなく、喜びと愛のエネルギーが、あたかも春のさ
わやかな雨で生まれ変わった川のように、私たちの意識の中に流れ込んできます。」
と述べています。

そして、ワイス博士は、スピリチュアルな理解は、ストレスと恐れを溶かすこと
ができると言っています。

スピリチュアルを理解することで、私たちの目線が日々の普通のことから、すべ
てを超越した時間の無い世界へ移行し、意識にこの変化が生じると、ストレスは
無くなると、ワイス博士はおっしゃっています。

そうなりますと、私たちは別の視点から世界を見たり、感じたりできるそうです。



もう少し、具体的にそのストレスを除くための考え方を見てみますと・・・

ワイス博士は次のように述べています。
「私たちはみな、神の似姿に創られ、神は私たちの内にあります。」
「私たちの基本的な性格は、愛にあふれ、平和でバランスがとれ、調和しています。」

「そして、情け深く、思いやりがあり、親切に生まれついています。」
「私たちの本質は魂なのです。」
とおっしゃっています。

しかし、私たちは・・・
「何回も転生を繰り返すうちに、恐れ、怒り、嫉妬、悲しみ、不安など、沢山の
否定的な思いが積み重なってゆき、私たちの内なる本質をおおい隠してゆきます。」
なのだそうです。

う~ん、このように聞くと輪廻転生をすればするほど、浄化どころか「悪を知っ
て、良い魂が悪くなってしまう。」と思ってしまいました。

それなら、何も現世に生まれてこなくても・・・と。

ワイス博士は、「この否定的な思いや感情の積み重なった層は、子供時代の教育
や日々の体験によって、さらに増え、強化されます。私たちは自分でないもの、
不安、罪悪感、自己疑惑だらけの、怒りと恐れに満ちた人間であるように見えま
す。自分が本当に何者なのか、私たちは忘れてしまったのです。」と言っています。

・・・

確かに、その通りだと思います。
しかし、これでは、何のための輪廻転生なんでしょう・・・

そこで、ワイス博士は次のように述べています。
「私たちのすべきことは、否定的で有害な感情や態度、私たちの人生を苦しめ、
自分や社会や世界に、これほどの悲惨をもたらしている思い込みや考えを、取り
除くことです。こうした否定的なくせを手放すと、私たちは自分の真の性質、
肯定的で愛に満ちた自分自身を再発見します。それはふたをされ、輝きを失って
忘れ去られたまま、いつもそこにあったのです。」と。


ワイス博士は、「私たちは愛と調和、平和と思いやり、許しと信頼などについて、
学ぶ必要はありません。」とまで言い切っています。

それは、「私たちはいつだって、そういう存在なのです。」だからだそうです。

まとめてみますと・・・




<よく語られる我々のこの世での目的>
愛・感動・感謝・経験を積むために生まれてきた。
        ↓
限りある生を生き抜きながら、その中で学んでいく。
        ↓
それら愛・感動・感謝・経験を、元来た世界(あの世、中間生)
へ、魂に刻み込んで持って帰る。
        ↓
霊性進化、霊性向上し、さらに我に課題を与えて転生を繰り返す。





ですが、ワイス博士は、その逆ともいうべき考え方を示しています。


<ワイス博士の語る我々のこの世での目的>
我々は、元々愛にあふれ、平和でバランスがとれ、調和している。
そして、情け深く、思いやりがあり、親切に生まれついている。
          ↓
しかし、この世に生まれると・・・
否定的な思いや感情を積み重ねていってしまっている。
          ↓
その、否定的なくせから来る、悲惨をもたらしている思い込みや考えを
取り除くこと、克服することこそが目的である。
          ↓
これを取り除けたとき、克服できたとき、我々は本来の姿(存在)を
取り戻すのである。
          ↓
だから、本来は、あえて愛と調和、平和と思いやり、許しと信頼などにつ
いて、学ぶ必要はないのであるが、その否定的なくせを取り除くために、
愛・感動・感謝・経験をしている。
          ↓
すこしでもこの世に蔓延する「否定的なくせ」を減らすことに努めて、
あの世に帰る。

という、捉え方なのだということが分かりました。


そう言いましたら、坂本政道氏のフォーカスレベルを紹介していました、船井幸雄
氏は、本来は囚われの世界のようないわゆる「地獄」のような世界は、精神世界に
なかったと言っておられました。


その「囚われの世界」を作り出したのも、この現世を生きたのち、故郷である精神
世界に帰った我々が、持って行くことのできない物質的なモノに未練や執着を残し
その思いに囚われる魂が増えたため、それらの魂の想念によって作り出されたもの
であると語っていたことを思い出しました。

現世に未練や執着を残し出した我々が、暗く沈んだ低い波長の精神世界をも作り出
しているという、仕組みも何となく分かるような気がします。



そうですねぇ・・・
私が思うのには、細胞や昆虫、恐竜やキリン、象のような生物や動物であった頃に
は、「あの世」の世界も、もっと単純だったのではないでしょうか。

それが、動物にある母性愛から、どんどん知的な進化を遂げ、今の我々のように、
本能だけで生きるのではなく、理性を持ち、そして色々なことを考える思考をもった
生き物にまで至ったことが、新たに精神世界にも良くも悪くも影響を及ぼしている
のではないでしょうか。

この世とあの世は、まるで映し鏡のように思えてきました。


随分と、ストレス解消のお話から逸れたかに思えますが・・・
やはり、愛・感動・感謝・経験を体験しながら、そして、精神世界の存在を意識
し、常に我々の本質とは何かを胸に、生きることで狭い狭い視野から解放される
ことが、ストレスの解消にも繋がるということでしょうかね。


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