欲を捨てれば？回ってくる？新しい仕事にチャレンジ

私は、以前にブログでも書きましたが、「３交代の作業員」の求人
募集を見て、今の会社を受けたわけですが、経理はどうか？
と言われて、面接時で嫌とは言えずに、流れで経理職に就きました。


モクモク淡々とした仕事に就こうと思って作業員の募集を受けました。

それが、現場作業員ではなく経理職。

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経理職で働きたくても、そういう職種に就けない人がいることも
分かっています。

「営業マンなんて嫌だ」「現場作業員なんて出来ない」
「事務職がいい」という考えも分かります。

でも、経理職で男性が欲しいという会社に出会うのは、かなり至難の
業ですよね。それも知っています。

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求人募集をしていなくて、でも男性で経理職を探そうという
気持ちになっていた会社へ、たまたま別の求人募集で受けたという
のが私の経理マンの始まりですが、今考えると、ホント不思議な
縁だと思います。


失礼ですが・・・
経理＝女性事務員でよい→女性の求人募集くらいはあるのは、私も
京都の西陣ハローワークや滋賀県では２箇所、そして地元のハロー
ワーク通いでよく知っています。すごく給料が低いです。


男性で経理なら、リクナビＮＥＸＴくらいで応募しないとなかなか
そこそこの給料で中途採用などはしていませんよね。
しかし、そういう企業の条件は、とても厳しく「上場企業の決算まで
携わった実務経験」とか書いています。

女性の事務員の給与でいいなら、採用してくれるかも知れませんが
それでは、生活や将来が不安ですよね。
給料がとても安いですし。

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私は、彼女を亡くしてから、大きな欲（稼ごうとか出世したいとか、
良い仕事に就きたいなど）や大きな希望を持たなくなったように
思います。いつも「先のことなんて分からない」と思っていますから。
それは、今もずっと思っている考えです。

小さな希望とかはありますけどね。

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その私が、夜勤もある作業員ではなく経理職になったのは、今まで
とは逆に「理想を追い求めない」「まじめに働いていれば、それで
評価してくれるところで良い」と思うようになり、「欲」を捨てた
から、今度は向こうから転がり込んできたように感じるのです。

もちろん、見えない何か（神や亡き彼女）の手助けや導きがあって
のことだとも思います。

そして、慣れるまでは懸命に働き、今は「単純作業」とまで
思えるくらいに慣れました。

前任者（６年間）がやってきたことは全てやっています。
それに加えて、新しい仕事も受けて約１年近くになりました。

今度は、財務分析の仕事を回してくれる予定です。
３０年キャリアの超ベテランが経理の第一線から退くためです。
これは、かなり不安もありますが経理職の技能習得としては身に
着けたい伎です。

「タイミング」

しかし、そのタイミングは、私が努力して作ったものでもなく、
またその仕事をやらせて欲しいと思っても、その席に座っている
社員に欠員が出ない限り空いてはこない席です。


私のフロアーだけで、４０名もの事務職がいます。支店でいうと
他のフロアーや各営業所にも事務職がいます。全社員の事務職と
なると何名いるのでしょう。

考えれば考えるほど、「何のチカラが働いているんだろう・・・」
と思えるくらい不思議です。

東京の中央区日本橋のオフィスにだって・・・
大阪の中央区にある支店だって経理職がゴロゴロいるのに・・・

東北だって、北陸だって、九州だって、いっぱい経理職の先輩が
いるのに、その人の中で転勤でこっちへ呼んで担当させればよい
のに。

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支店の中でも、１番か２番に売上げが大きな支店なのでこなせる
かどうか心配です。

・・・

人生と仕事は同じで、理想、欲望、夢、希望を持ってもなかなか
そうはうまくはいかないもの。

意外と、超基本の「まじめに働こう」で進んでいくと、意外な道
が開けてくるのではないでしょうか。

とにかく、与えられる仕事は、自分が出来ない仕事ではない、やれ
ばできる、乗り越えられると思って励もうと思います。