産業別：零細企業（1～4人）の現金給与額

業種によって賃金の水準も違いますよね。












産業によって随分と賃金に開きが
あります。

数人でも稼いでいる会社は稼いで
いますので、一概に零細企業は
どの業種も賃金が低いとは言えませんね。

一人親方、とび職、土木・大工などは
今は人で不足ですので工事単価が高く
稼いでいる産業・業種でもあります。

また建設関係の小規模事業所では、親子
での経営も多く、身内で稼いで裕福な
生活を送っている人々も多くいます。

・・・

やはり気になるのは、「雇われ」の
者が多い産業で賃金が低い、
食料品製造業、飲食サービス業、卸・小売業、
医療・福祉、あとは塾等の教育関係です。

喫茶店やラーメン店など飲食業は、夫婦で
切り盛りしているお店も多いですが、雇われて
働いている者も多い産業です。

そういうお店で雇われて働く人は、とても
厳しい低賃金で働いているようです。

・・・

あとは・・・きちんと白色・青色申告して
いるのか、その売上や経費は正しいのかと
いう問題もあります。

ただ、他人を常用で雇用して使用するとなると、
きちんと行政手続きを行わなければいけません
ので、ここに現れている数値は、現在、
雇った者に対して支払った賃金を表しています
ので、会社の納税の有無とは別問題で、真実の
数値が出ていると思います。

従業員への給料の支払いは損金で経費処理しま
すので、必ずきちんと払った分だけ届け出る
からです。

まぁ、身内でちょっとアルバイト的に働いて
もらったりする場合、売上から抜いて現金で
渡したりしていいる個人事業主もいますけど。
（○容室・○容室などは、客の前でも平気に
レジからお金を抜いて子供に渡していたりする
のを見ます。終わってもレシートを出しません
しね）


売上代金は隠しても、経費はできる限り入れ
込むので、賃金支払の指標は本当の姿（実態）
と言えるでしょう。