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8億円問題 DHC・吉田嘉明会長
一問一答 「猪瀬氏と同じ構図」
産経新聞 3月30日(日)7時55分配信
ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長との一問
一答は次の通り。
--渡辺喜美氏に3億円を貸した経緯は
「融資を依頼され、渡辺氏の個人口座に振り込んだ。
貸し付け前には選挙の話しかしていない。当然選挙費
用という認識で、他の使途は聞いていない。利息は
0.5%」
--5億円については
「検査入院中の病室に渡辺氏が飛び込んできて、
『日本維新の会と連携する。100人を当選させるた
めに20億円が必要だ』と依頼された。その後、
『5億円ですむ』ということになった。利息について
は連絡はない。計8億円という大金を何に使ったか知
りたい」
--借用書は
「22年の3億円を貸した際には渡辺氏から利率などを
記した契約書が届いた。5億円分は届いていない。渡辺
氏から返済はあったが、利息分なのか元本分なのかも知
らない」
--渡辺氏は個人の借り入れで選挙、政治
資金などではないと主張している
「渡辺氏の個人口座には振り込んだが、脱官僚を掲げる
みんなの党を拡大してほしいという趣旨だ。8億円もの
大金を選挙や政治以外、何に使うのか。(渡辺氏は)嘘
をついている」
--収支報告書などへの記載がない
「当然、法にのっとって適正に処理していると思っていた」
--法に触れるか
「私自身は贈与したのではなく、貸し付けたので問題ない。
選挙目的であることは明らかで、(略式起訴された)猪瀬
直樹前東京都知事と
同じ問題だと考えている」
・・・
8億円問題 金額、渡辺氏が指示 DHC会長
「選挙目的明らか」
産経新聞 3月30日(日)7時55分配信
みんなの党の渡辺喜美代表(62)が化粧品販売会社
ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長(73)
から8億円を借り入れた問題で、吉田氏が産経新聞の
取材に応じ、
「金額は渡辺氏から指示があった。明らかに選挙目的」
と話した。借用書のない5億円分については返済期日の
取り決めもなく、ずさんな契約だったことも証言した。
一連の金の貸借については検察当局も情報収集を始めて
おり、捜査に着手するか検討している。
吉田氏は平成21年、知人の紹介で自民党を離党した
渡辺氏と知り合い、月1回程度会食をするなどして親交
を深めていたという。
吉田氏によると、渡辺氏からの依頼を受け、22年6月
30日に3億円、24年11月21日に5億円を個人口座
に振り込んだ。渡辺氏は「個人的な借り入れで選挙目的
ではない」と主張しているが、吉田氏は「みんなの党の
議員数を増やすために貸した。選挙資金だと認識していた」
と強調した。
具体的な返済予定の取り決めはなく、不定期に約7万~
約8千万円が渡辺氏から吉田氏の口座に振り込まれた。
吉田氏は「返済はあったが、一方的で利息分か元本分かも
連絡はない」と説明している。
渡辺氏は辞職などを否定しているが、貸借をめぐっては東京
地検特捜部には渡辺氏への告発状が提出された。
吉田氏は「事実は事実として認めたほうが(刑事処分も)
軽く済む。まだ若いのでやり直しもできると思う」と語った。
・・・
まさしく、猪熊前都知事と同じく、
・公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)
・5年間の公民権停止
に当たります。
公民権の停止と言いますのは、選挙の投票が出来ない(選挙権)、
そして選挙の際に立候補できない(被選挙権)ということです。
・・・
やはり、この記事を読んでいますと、多額のおカネを貸して
もらった後の対応がとても悪い、お粗末ですね。
吉田会長のおっしゃる通り、吉田氏側は、「ただ単純におカネ
を貸しただけ」その用途は「話の内容から選挙費用だと思った」
渡辺代表のほうから「融資を依頼された」だけでしょう。
しかし、渡辺代表は、
「純粋に個人として借りた」
「私のほう(猪熊氏と違い)は裏金でもらったわけではない。
銀行振り込みでトレース(追跡調査)できる」などと、強き
で話をしてましたが、
「もらったわけではない」というのは、借りたわけなので
正しいですが、「純粋に個人として借りた」これは、大ウソ
ですね。
やはり政治資金目的なのは、吉田会長の話から明らかです。
・・・
特定の人物からの多額な借り入れは、目立ってよくない,何か
しらの関係があると詮索される,政治的にも配慮しているので
はないかと見られるetc、「怪しい関係だと思われる」という
認識があるからこそ、「純粋に個人として借りた」の一点張り
だったのでしょう。
しかし、「政治家は落選すればただの人」ですので、会社(DHC)
をここまで大きくした吉田会長の経済界でのチカラを考えると、
渡辺代表は、やはり、
このおカネの貸し借りの問題が発覚した際に、「お世話になっ
た人物」「チカラになってくれた人物」の吉田会長に、おカネ
を借りる際に話した内容(選挙費用)とは違い、「個人として」
「私個人のことで」借りたのだと、言い張る姿が吉田会長の心
を裏切ることとなり、このような大々的な会話内容の実態が
公表されるに至ったのではないでしょうか。
やはり、「ただの個人」に、8億円なんて貸す
はずがありませんよね。
DHCの吉田会長が語った内容のポイントは、
--5億円については
「検査入院中の病室に渡辺氏が飛び込んできて、
『日本維新の会と連携する。100人を当選させるために20億円が
必要だ』と依頼された。その後、『5億円ですむ』ということになった。
利息については連絡はない。計8億円という大金を何に使ったか知りたい」
--渡辺氏は個人の借り入れで選挙、政治資金など
ではないと主張している
「渡辺氏の個人口座には振り込んだが、脱官僚を掲げる
みんなの党を拡大してほしいという趣旨だ。8億円もの大金を選挙や
政治以外、何に使うのか。(渡辺氏は)嘘をついている」
--収支報告書などへの記載がない
「当然、法にのっとって適正に処理していると思っていた」
ここですね。
我が道を進む中で、みんなの党の党内でも「『結』束の緩み・
崩れ」が生じて、挙句のの果ては、おカネ絡みの問題で失脚して
いく。。。
まさに、人生においても、不義理なこと、恩を仇で返す行為と
いうものの結末は、このようになってしまうのだなぁと改めて
痛感した政治事件でした。
・・・
社内でもそうです。
誰かが何かをやらないといけない状況(変革・改革)
↓
意識が高まり、台頭してくる社員が出現
↓
リーダーシップを発揮して賞賛を得る
↓
仲間や賛同者が増えて、体制が整ってくる
↓
みんなで立ち上げ、みんなで考えをまとめてある一定
の成果をもたらし、評価される
↓
みんなで結束した意義も体感できて満足感、優越感
を味わう
↓
さらに良かれと思う案や方法をみんなで検討して推し
進める
↓
仲間の中から、「それは違うのではないか」という意見
が出てくる
↓
リーダーとなった者が、「いや、これが正しい」「俺は、
今まで間違ったことがない」「だから、成功したんだ」
「だから今があるんだ」と他者の意見を聞かなくなって
くる
↓
仲間うちで、不平不満の声が広がってくる
↓
リーダーの思いも分かる中立的な人物が、
リーダーを戒める
↓
リーダーは、それでも「いや、自分の考えが
正しい」「間違っていない」と聞く耳を持た
ない
↓
挙句の果てには、「嫌なら出て行け」
「出て行ってくれて結構です」「同じ方向
へ進むのに邪魔だ」と、自分だけが、自分
の考えだけが正論としか考えられなくなる
↓
仲介していた人物もサジを投げる
この頃になると「あの集まりは何しているの?」
「内輪揉めして、成果が出なくなっている」と
ヒソヒソと周囲から悪い噂が聞こえ始める
↓
「もうついていけない」「考え方が違う」
「別れよう」という崩壊への流れとなる
↓
反対派の集まりに1名、2名増と徐々に反対
意見の者が集まって来る
↓
その反対派の中で、リーダー格が台頭して
きて、一つの団体が出来上がってくる
↓
「分散」「新集団の誕生」「反勢力の結成」
となり、「元々の理念・信条をもった集まり
は崩壊」となる
↓
その結果、新勢力が成果を上げるようになる
と、旧の集まりは最後には消滅して無くなる。
わけですよね。
職場内、現場作業でも、創意工夫等色々と
一致団結し始めると効率UP等成果が出て
きます。
しかし、いつの間にか、元の木阿弥になって
いたりします。
その共通点、分岐点は、どれも
「リーダーの独走」「リーダーが周囲の
意見を聞かなくなった」「独裁」という
ことでの崩壊です。
こうして見ますと、政治、経済、職場、そして
国家自体も、皆、この波の上下変動によって
動いているように感じますよね。
世の中って不思議・・・というか、滑稽とい
うか、回りまわって、巡り巡って、はじめに
戻ってくるのでしょうね。
一問一答 「猪瀬氏と同じ構図」
産経新聞 3月30日(日)7時55分配信
ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長との一問
一答は次の通り。
--渡辺喜美氏に3億円を貸した経緯は
「融資を依頼され、渡辺氏の個人口座に振り込んだ。
貸し付け前には選挙の話しかしていない。当然選挙費
用という認識で、他の使途は聞いていない。利息は
0.5%」
--5億円については
「検査入院中の病室に渡辺氏が飛び込んできて、
『日本維新の会と連携する。100人を当選させるた
めに20億円が必要だ』と依頼された。その後、
『5億円ですむ』ということになった。利息について
は連絡はない。計8億円という大金を何に使ったか知
りたい」
--借用書は
「22年の3億円を貸した際には渡辺氏から利率などを
記した契約書が届いた。5億円分は届いていない。渡辺
氏から返済はあったが、利息分なのか元本分なのかも知
らない」
--渡辺氏は個人の借り入れで選挙、政治
資金などではないと主張している
「渡辺氏の個人口座には振り込んだが、脱官僚を掲げる
みんなの党を拡大してほしいという趣旨だ。8億円もの
大金を選挙や政治以外、何に使うのか。(渡辺氏は)嘘
をついている」
--収支報告書などへの記載がない
「当然、法にのっとって適正に処理していると思っていた」
--法に触れるか
「私自身は贈与したのではなく、貸し付けたので問題ない。
選挙目的であることは明らかで、(略式起訴された)猪瀬
直樹前東京都知事と
同じ問題だと考えている」
・・・
8億円問題 金額、渡辺氏が指示 DHC会長
「選挙目的明らか」
産経新聞 3月30日(日)7時55分配信
みんなの党の渡辺喜美代表(62)が化粧品販売会社
ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長(73)
から8億円を借り入れた問題で、吉田氏が産経新聞の
取材に応じ、
「金額は渡辺氏から指示があった。明らかに選挙目的」
と話した。借用書のない5億円分については返済期日の
取り決めもなく、ずさんな契約だったことも証言した。
一連の金の貸借については検察当局も情報収集を始めて
おり、捜査に着手するか検討している。
吉田氏は平成21年、知人の紹介で自民党を離党した
渡辺氏と知り合い、月1回程度会食をするなどして親交
を深めていたという。
吉田氏によると、渡辺氏からの依頼を受け、22年6月
30日に3億円、24年11月21日に5億円を個人口座
に振り込んだ。渡辺氏は「個人的な借り入れで選挙目的
ではない」と主張しているが、吉田氏は「みんなの党の
議員数を増やすために貸した。選挙資金だと認識していた」
と強調した。
具体的な返済予定の取り決めはなく、不定期に約7万~
約8千万円が渡辺氏から吉田氏の口座に振り込まれた。
吉田氏は「返済はあったが、一方的で利息分か元本分かも
連絡はない」と説明している。
渡辺氏は辞職などを否定しているが、貸借をめぐっては東京
地検特捜部には渡辺氏への告発状が提出された。
吉田氏は「事実は事実として認めたほうが(刑事処分も)
軽く済む。まだ若いのでやり直しもできると思う」と語った。
・・・
まさしく、猪熊前都知事と同じく、
・公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)
・5年間の公民権停止
に当たります。
公民権の停止と言いますのは、選挙の投票が出来ない(選挙権)、
そして選挙の際に立候補できない(被選挙権)ということです。
・・・
やはり、この記事を読んでいますと、多額のおカネを貸して
もらった後の対応がとても悪い、お粗末ですね。
吉田会長のおっしゃる通り、吉田氏側は、「ただ単純におカネ
を貸しただけ」その用途は「話の内容から選挙費用だと思った」
渡辺代表のほうから「融資を依頼された」だけでしょう。
しかし、渡辺代表は、
「純粋に個人として借りた」
「私のほう(猪熊氏と違い)は裏金でもらったわけではない。
銀行振り込みでトレース(追跡調査)できる」などと、強き
で話をしてましたが、
「もらったわけではない」というのは、借りたわけなので
正しいですが、「純粋に個人として借りた」これは、大ウソ
ですね。
やはり政治資金目的なのは、吉田会長の話から明らかです。
・・・
特定の人物からの多額な借り入れは、目立ってよくない,何か
しらの関係があると詮索される,政治的にも配慮しているので
はないかと見られるetc、「怪しい関係だと思われる」という
認識があるからこそ、「純粋に個人として借りた」の一点張り
だったのでしょう。
しかし、「政治家は落選すればただの人」ですので、会社(DHC)
をここまで大きくした吉田会長の経済界でのチカラを考えると、
渡辺代表は、やはり、
このおカネの貸し借りの問題が発覚した際に、「お世話になっ
た人物」「チカラになってくれた人物」の吉田会長に、おカネ
を借りる際に話した内容(選挙費用)とは違い、「個人として」
「私個人のことで」借りたのだと、言い張る姿が吉田会長の心
を裏切ることとなり、このような大々的な会話内容の実態が
公表されるに至ったのではないでしょうか。
やはり、「ただの個人」に、8億円なんて貸す
はずがありませんよね。
DHCの吉田会長が語った内容のポイントは、
--5億円については
「検査入院中の病室に渡辺氏が飛び込んできて、
『日本維新の会と連携する。100人を当選させるために20億円が
必要だ』と依頼された。その後、『5億円ですむ』ということになった。
利息については連絡はない。計8億円という大金を何に使ったか知りたい」
--渡辺氏は個人の借り入れで選挙、政治資金など
ではないと主張している
「渡辺氏の個人口座には振り込んだが、脱官僚を掲げる
みんなの党を拡大してほしいという趣旨だ。8億円もの大金を選挙や
政治以外、何に使うのか。(渡辺氏は)嘘をついている」
--収支報告書などへの記載がない
「当然、法にのっとって適正に処理していると思っていた」
ここですね。
我が道を進む中で、みんなの党の党内でも「『結』束の緩み・
崩れ」が生じて、挙句のの果ては、おカネ絡みの問題で失脚して
いく。。。
まさに、人生においても、不義理なこと、恩を仇で返す行為と
いうものの結末は、このようになってしまうのだなぁと改めて
痛感した政治事件でした。
・・・
社内でもそうです。
誰かが何かをやらないといけない状況(変革・改革)
↓
意識が高まり、台頭してくる社員が出現
↓
リーダーシップを発揮して賞賛を得る
↓
仲間や賛同者が増えて、体制が整ってくる
↓
みんなで立ち上げ、みんなで考えをまとめてある一定
の成果をもたらし、評価される
↓
みんなで結束した意義も体感できて満足感、優越感
を味わう
↓
さらに良かれと思う案や方法をみんなで検討して推し
進める
↓
仲間の中から、「それは違うのではないか」という意見
が出てくる
↓
リーダーとなった者が、「いや、これが正しい」「俺は、
今まで間違ったことがない」「だから、成功したんだ」
「だから今があるんだ」と他者の意見を聞かなくなって
くる
↓
仲間うちで、不平不満の声が広がってくる
↓
リーダーの思いも分かる中立的な人物が、
リーダーを戒める
↓
リーダーは、それでも「いや、自分の考えが
正しい」「間違っていない」と聞く耳を持た
ない
↓
挙句の果てには、「嫌なら出て行け」
「出て行ってくれて結構です」「同じ方向
へ進むのに邪魔だ」と、自分だけが、自分
の考えだけが正論としか考えられなくなる
↓
仲介していた人物もサジを投げる
この頃になると「あの集まりは何しているの?」
「内輪揉めして、成果が出なくなっている」と
ヒソヒソと周囲から悪い噂が聞こえ始める
↓
「もうついていけない」「考え方が違う」
「別れよう」という崩壊への流れとなる
↓
反対派の集まりに1名、2名増と徐々に反対
意見の者が集まって来る
↓
その反対派の中で、リーダー格が台頭して
きて、一つの団体が出来上がってくる
↓
「分散」「新集団の誕生」「反勢力の結成」
となり、「元々の理念・信条をもった集まり
は崩壊」となる
↓
その結果、新勢力が成果を上げるようになる
と、旧の集まりは最後には消滅して無くなる。
わけですよね。
職場内、現場作業でも、創意工夫等色々と
一致団結し始めると効率UP等成果が出て
きます。
しかし、いつの間にか、元の木阿弥になって
いたりします。
その共通点、分岐点は、どれも
「リーダーの独走」「リーダーが周囲の
意見を聞かなくなった」「独裁」という
ことでの崩壊です。
こうして見ますと、政治、経済、職場、そして
国家自体も、皆、この波の上下変動によって
動いているように感じますよね。
世の中って不思議・・・というか、滑稽とい
うか、回りまわって、巡り巡って、はじめに
戻ってくるのでしょうね。
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