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クレーン車事故 運転手持病のてんかんを隠して運転免許申請・更新

2011年05月02日 01時33分47秒 | □私の気になる記事
栃木・鹿沼市クレーン車事故 逮捕の運転手、過去8年間で住宅など
に突っ込む事故7件
フジテレビ系(FNN) 5月1日(日)18時43分配信

栃木・鹿沼市で児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕
された運転手の柴田将人容疑者(26)が、住宅や電柱に突っ込むといった
事故を、過去8年間で7件起こしていたことがわかった。
柴田容疑者は、持病のてんかんを隠して運転免許の申請・更新をして
いて、警察が事故との関連を調べている。

・・・

何と言っていいのか・・・
今の世の中、自動車免許くらい無いと、就職だけでなく
生活自体、どうにもならないですけど・・・

大型特殊の免許等も持病を隠して取得して、仕事に
有り付いていたのでしょうけど・・・

・・・

仕事には意欲を持っていたようですが・・・

やはり、過去8年間に7回も、住宅や電柱に突っ込んだ
という事実があるわけですから、
「乗ったらいけない人」
「車両を運転する仕事には、健康面で向いていない人」
だと、自分自身も分かっていたはずですよね。

それなのに、生活のためであったり、職に有り付くために
「他人のこと、周りに迷惑をかける恐れがある」
ことは、真剣には考えなかったということでしょう。

「自分が良ければそれでよい」か、それとも、
「生きていくためには、仕方が無かった」なのか。。。

どちらにせよ、将来あるお子さんを6人も死亡させた
罪は、どんな言い訳をしても通用しませんね。

・・・

「てんかん」に関して、

私も不動産営業マンのときに、驚いた出来事があります。

あるお客さんを連れて、
数件、賃貸物件へ案内して、さぁ、賃貸借契約を結ぼうと
某住宅メーカーの営業マンと、入居者、私、そしてメーカーの
事務員とで話をしていたところ、その入居者の人が突然、
ガタガタと震えだし、身体は硬直したような状態になり、
目は白めを向いて、椅子から床に倒れたのです。

床で倒れこんでいるその入居者は、床の上でもガタガタと
震えていて、身体全体が痙攣していました。

私はもうびっくりして、「脳梗塞?!」「心臓発作?!」
と思い、救急車!救急車!と叫び、メーカーの事務員の
女性が救急車を呼び、そのあとを付いて病院まで行きました。

結果は、

「てんかん」

でした。

しかも持病で、薬を飲んでいたのですが、ここ数年てんかん
が起きていなかったので、薬を飲んでいなかったとあとで
聞きました。

その方は、仕事と所得はあるのですが、
通称「1人親方」と呼ばれる、自営業で、そこそこの規模の
会社に数ヶ月から1年ちょっと、または数年、雇い入れられて
社員のように働く仕事している方でした。
ある分野では特殊な技術を持っているようです。
(特殊配管の施工とか)

その働いている期間、住まいの家賃もその雇い入れる会社が
負担してくれるわけですが、
その雇い入れ元の会社の所長とも会って、雇用は大丈夫なのか
聞きました。家を貸すにしても、その希望されている物件は無職
では貸せなかったものですから。


仕事自体は、その方は失うことはなかったので、メーカーの営業
マンから、その後審査も通り、借りてもらったと聞き、ホッと
しました。

その入居者、実は、保証人も居なかったんです。
両親も亡くなっていて、お話を聞くと、位牌を持って、各地を転々
としていました。

そこで、
保証人無しでも某メーカー物件なら入居が出来るし、契約や入居
までの案内もメーカー側で全てやってくれる、いわゆる「客付け」
だけで済む物件を紹介しました。

もちろん、本人さんにもそういう事情なら、こういう物件しか
ありませんけど・・・と話して案内したわけですが、案内に至る
までに、はじめにお客様から電話があり、すぐ決めて、また今の
仕事場戻り、またこっちへ来るという話でした。

そして、案内当日、1000キロ近く離れているところから、車で
私の街に来られました。

ですから、確実に部屋を決めてくれるお客様ではあったのですが
よくもまぁ、それだけの道のりの間にてんかんを起こさなかった
なぁと当時そう思いましたよ。

・・・

今、どうしておられるのかは分かりませんが、
もし1人でいるときにそんなことが起こったら・・・
と考えると怖いですよね。
火の元に当たって何かをひっくり返して火事に・・・
とか。


一定の時間(15分位)が経つと、もうろうとしながら辺りを見渡
し我に返るのですが、何が起こったのか?というような表情をして
いました。(その後、救急車が来たので乗せたんですけどね)

・・・

ですから、この事故の原因が報道されたとき、
この以前に案内した入居者のことを思い出しました。

てんかんが起こっている間は、本人は全く意識がありません。

でも、どういう状態になり、またふと我に返ったときには、どう
なっていたか、それは持病で何度も起こしている当の本人は絶対
に分かっています。

そこが、最大の罪だと私は思います。
「自分自身、自分のことを分かっていて、このような惨事を
引き起こした」というところです。

病気自体は、「自分ではどうしようもない,自分自身も辛い」
病気です。

それもよく分かります。

でも、てんかんを起こしたとき、どうなるかは
今までの7回の事故でよく分かっていたはずです。

それなのに、ハンドルを握り続けた。
この仕事がしたかったという自分の気持ちだけでは
済まされないことが起こり得ることを分かっていながら、
運転した罪は、大変重いと思います。

児童6人のかけがえの無い命は、返っては来ないのですから。
















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2 コメント

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安全第一 (ITOI)
2011-05-02 04:12:59
特に大型車を運転する方には、安全第一の方針で行動していただきたい。
持病があるなら、最悪でも事故2回目あたりで、転職を考えたほうが良かったのでしょう。
返信する
Unknown (管理人)
2011-05-03 16:05:27
ITOIさん、コメントありがとうございます。

私も「したい(就きたい仕事)」と「できる(やれる仕事)」は別だと思っています。

てんかんにも重度軽度があるでしょうけど、これだけ事故を起こしてきてもなお、運転をしようとした容疑者は、あまりにも身勝手な行為を行ったと思います。

他人に迷惑をかけないことであれば良いです。
しかし、このような惨事に成り得ることを分かっていて、それでも運転したということ,こうなることが分かっていて運転し続けていた、そこが一番の罪だと思います。

やりきれない・・・

亡くなった前途あるお子さん達、そしてご遺族の皆さんが可哀想です。
返信する

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