円高に全面安＝バブル後最安値に急接近

時事通信社
円高に全面安＝バブル後最安値に急接近〔東京株式〕（24日）
2008年10月24日（金） 16時4分

第1部】世界的な景気後退懸念の深刻化や円急騰による輸出企業の業績悪化懸念か
ら、全面安の展開となった。日経平均株価は2003年4月28日に付けたバブル後最安
値（終値で7607円88銭）に急接近し、前日比811円90銭安の7649円08銭と3日続落し
て取引を終えた。東証株価指数（TOPIX）も同65．59ポイント安の806．11と大幅続
落し、3日連続安。

東証1部銘柄の91％が下落し、上昇は7％にとどまった。
出来高は26億3656万株、売買代金は2兆0568億円。
東証の業種別株価指数は電気機器、銀行業、輸送用機器など全33業種が下落した。

個別銘柄では、ソニーに売りが殺到し、キヤノン、パナソニック、日立などハイテ
クの主力銘柄が軒並み急落。トヨタ、ホンダの自動車株や新日鉄、三菱商、三井不
など各業種の代表銘柄が総じて売り込まれた。みずほFGなどメガバンク3銘柄もそ
ろって下落し、ファーストリテ、JR東日本の内需株も安い。わずかに、東電が小高
く、長谷工、鹿島の建設株がしっかり。

【第2部】3日続落。オリコが安く、トーセイも値を下げた。中央電工が軟調、日立
システムも売られた。半面、日食品が小じっかり、春日電も買われた。出来高2427
万株。

【外国株】軟調。出来高9万5100株。

・・・

う～ん、私は株は持っていませんが、
株価下落で経済が冷え込み、やがてはその影響は私たちの生活に
はっきりと出てくるのでしょうかね。

と、言いますか、昨年、一昨年の頃のように景気がよかったなんて
言われていた時期でも「今って、そんなに良いの？」と思うくらい、何も
経済面で「良かった」なんてはっきりと体感できたことなどありませんでした
けどね。

金融危機と騒がれている今、私は数年前も今も変わらず「生活は楽にならず」
「懐は、いつも危機的状況」で、悪くなっていると言うよりも、ずっと悪い
状態のままなんですけど・・・

勝ち組負け組なんていう表現がありましたが、

負け組⇒相変わらず負け組
勝ち組⇒負け組に落ちてきた

というだけで、低所得者は今も数年前も変わらずではないでしょうか。

大半の人が負け組に入ってくると、勝ち負けという表現は適さなくなるように
思います。「勝ち組と普通組」かな。

しかし、人間って自らが創り上げた経済のしくみに、自らが振り回されて
ワイワイと騒いでいるのようで、なんともおかしな姿ですよね。

マッチポンプみたい。